先日ついに十角館で綾辻デビューを果たしまして。 Anotherはずいぶん昔からおすすめされてたんですが読んだこともなく、決定的なネタバレも踏まないまま今日まで来てるので、そろそろ読みどきでは……？と感じている。 このままだと綾辻行人について知ってる情報の最上位が「モルカーが好き」になってしまう。

✔︎「〈死者〉＝ミステリ小説でいうところの『犯人』にあたる存在」が誰か、謎解きシーンまでわからなかった。推理の根拠として挙げられている描写を理由に別の登場人物を疑った瞬間はあったけれど、大前提の部分が盲点だったというか……。

シリーズ全部揃えてずっと気になってるのにずっと読めていない 読みたいぞそろそろ

何度目かの再読 エピソードSを読む前の復習として 善意から生じた呪い 避けられない死の連鎖 謎と恐怖に満ちた学園ホラー 　“もうひとり”はあなたの隣にいる。 厚いのに読みやすい文体 ホラーとミステリと青春の融合作品 飲み込む余韻は苦く溶ける こう言う世代？の危うさや艷やかさや‥‥幻想を纏った儚さとか！ 綾辻行人はそういう世界を描くのが本当に巧い 囁きシリーズも大好きです