祈りからさらに遠い町

祈りからさらに遠い町
祈りからさらに遠い町
日向理恵子
PHP研究所
2025年9月29日
11件の記録
  • *本の中の読書* 《「いらっしゃい。ひと箱買っていきな」 声にびくりと肩をすくめ、メイはバッグを腹に抱き寄せた。きょろきょろと声の主を探す。まるでチィメイの振る舞いみたいだ。 「おや、これは失礼。常連客が来たのかと思ったもんで」 レジカウンターの向こうで本を読んでいた人物が、小さな眼鏡をずらして額のしわを持ち上げた。》 — 日向理恵子著『祈りからさらに遠い町』(2025年9月Kindle版、PHP研究所)
  • okataro
    okataro
    @okataro007
    2026年5月30日
    表紙に惹かれて読み始めた一冊。とある町の、少し不気味な家に三人家族が引っ越してくるところから物語ははじまる。終始、不気味な町の空気が漂っていて、子どもの世界と大人の世界が噛み合っていない感じが、よりいっそう気持ち悪さを感じさせた。ずっと何かを隠されている感覚。隠されては、少し開示しながらまた誤魔化されていくような。 主人公のチィメイは、学校の友達や近所の人たちと純粋に接する一方で、過去の戦争や災いがこの町に残していった傷が、幻のように現代と交差し、不吉な出来事に次々と遭遇してしまう。チィメイの視点だけでなく、父や母の視点も織り交ざることで、多方面から「不安そのもの」を鑑賞しているような気分になる。 なんとなく日本やアジアの雰囲気を感じさせる一冊で、ファンタジーでありながら、現実でも言葉や風習によって似たようなことが起こりそうな気にさせられる物語だった。
  • 海老
    @ebi-2026-3
    2026年3月28日
  • ぴりか
    ぴりか
    @pirica96
    2026年3月17日
  • sr
    sr
    @sr_orc
    2026年2月4日
  • りら
    りら
    @AnneLilas
    2025年12月30日
  • こまこま
    こまこま
    @Reads_5050
    2025年12月21日
  • まひな
    @mahina_7
    2025年11月26日
  • 風来書房
    風来書房
    @furai_books
    2025年11月4日
  • u m i
    u m i
    @u__mi73
    2025年10月6日
    @X
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