ギャラリーおじさんの話を読んでいる最中に、最近話題のブラボーおじさんを思い出してしまった。ギャラリーおじさんに方が圧倒的に怖いけど。 出産のエピソードは私の出産に対する漠然とした恐怖に近いものを感じた。 文章が好み。

怪談とまではいかないけれど、 今もわからないことやゾッとしたときのこと、 ずっと腑に落ちずにいること…。 日常におけるモヤモヤや不思議を綴る。

日常のもやっとしたこと中心の女性によるエッセイ。 タイトルでも"未満"と言ってる通り全然怪談ではない。 「穏やか日々」とか、校正しきれてない箇所がいくつかあって編集者さんがんばれーと思った。 今日借りてきて休憩時間や運動中にさくっと読み終わっので、軽めの読み物を求めてる人にはいいかも。

日常のもやもやするもの‥ なぜか忘れられないもやもや‥ いやだったことを何か違うものとして認識してるほうが救われることもある。 あのときは当たり前だったけど、今思えば不思議だったこと。 自分の中に自分以外の触ることができない何かがいて、それ対面したとき、自分とそれは別々の違う生き物で、うまく離れられてよかったねと感慨深く思った。 読んでいてなぜか心臓が締め付けられるときがあった。