夜を乗り越える

15件の記録
- n7se@RN_872025年5月29日読み終わった乗り越えれそうにない夜だったので… 又吉さんのエッセイはネガティブな事でもユーモアたっぷりに書かれていて、気持ちが引きずられずに読めた。 最近「日記」を書くと疲れると思うことが増えたけど、又吉さんのエッセイを読みながら、ぼーっと日記を書くのに疲れてるんじゃなくて、日記を書く過程で、自分の1日に客観的に向き合って、それを受け入れる事に疲れてるんだなあということに気づいた。
- ず。@azm02052025年5月26日買った読み終わったくどい(笑) 酷評ではなく、これは私の又吉さんへの共感と理解と愛です。 やっぱりこの人、めちゃくちゃ不器用と思う。 私は又吉さんが好きで、YouTubeの「百の三」もよく観ています。あの企画を通じて知る彼は、自分の信念とこだわりを強く持ちながらも、常に10方向ぐらいに気を配って、目の前の人に全エネルギーを注いでるんだなって感じ。その一方で、画面の向こうのいまここにいない誰かが傷つかないように…って、そこにも気を配ってる優しい人。 「いや、それはわからんわ!!」って思うところもあるけど、実は私、彼と似た部分が結構あります。 店主のこだわりが滲み出てるお店に入ったものの出づらくなって、戻らないのに閉店時間を聞いてしまうパフォーマンスかましたり、ディスクユニオンの袋で借りたものを返してくれる人に、なぜかときめいたり。そういう、よくわからない審美眼を持つ彼の繊細さと優しさが、とても好きです。ややこしい人やなーって客観的に思ってるけど、いやいやそれ私も同じやん!って。 『夜を駆け抜ける』は、「まだ形になってない感情」の塊をそのまま渡されるような読書体験でした。ときどき「んんんー?どっちやねん!」と踊らされることもあるんだけど、ちゃんと構えて読めば、刺さるものもあった。 母は「あの人の面白さ、わからん」と言ってますが(笑)又吉おもろいよ。スタンス変えないでほしい。