まほり
19件の記録
ねこちゃん@nekochan_kawaii2026年6月29日読み終わったよくある因習村ホラー………に見せかけた、アカデミック文化人類学研究エンタメ。「噂を/事実を/ひいては歴史を『語る』というのはどういうことなのか」という問題提起が主であり(とわたしは思った)、めちゃ考えされられる本。ストーリーは従です。 引いてくる史料の量もさることながら、広範かつ専門的な知識でぶん殴ってくるので、予備知識がないとアワアワします。しました。博覧強記の変人は著者自身だろ!言語好きのわたしが唯一ピンときたのは橋本進吉が引き合いに出されたとこで、史学好きな人はもっと解像度高く楽しめると思うのでおすすめしたい。


猫コネの鳥@seishinbyou-in2026年4月15日読み終わった普通はショートストーリーでやる「意味がわかると怖い話」を分厚く肉付けしたような、オカルトや巷説を題材にしたミステリ。 美しい見た目の少女と出会った少年淳と大学のゼミで聞いたオカルト話に興味を持ちフィールドワークに出た裕を主人公に、山社の因習を暴いていく。 著者の他作品でもそうだが、描写がやけに細かかったりこれを表すにはこの言葉!という思想が強いので、文字を読むのに慣れていないと読みにくさはあると思うが、内容は大変興味深く面白かった。 私は古文書を読み慣れてないので、古文書パートの解説まで作者の意図に気づけなかったことが相当ショックだった。普通のミステリなら慣れでミスディレクションを誘っている部分が見えてオチが分かるのに……。











