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猫コネの鳥
猫コネの鳥
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@seishinbyou-in
  • 2026年9月28日
    薔薇の名前(下)
    薔薇の名前(下)
    何を言っても核心に触れてしまうため内容は伏せる。 背景を読み解くためにその時代のキリスト教を調べたのだが、当時のローマ教皇が愚かすぎると思わざるを得なかった。 権力と金の問題、そして権力に楯突いたら異端認定されて皆殺し。 現代でも思い当たることがあるような…。
  • 2026年9月18日
    ししりばの家
    ししりばの家
    比嘉姉妹シリーズ4作目。 今回は家にまつわる怪異が主題で、真琴は出て来ず琴子がメインのお話。 解決編の時間軸的にはぼぎわんの前?と読み取った。 今作も情報の小出しの仕方がとにかく巧みで、結論を知った上で読み返すと確かになぁという仕掛けが施されている。 (私が読み進めている)ここまでで、比嘉姉妹が協力して事件にあたるというのが「ぼぎわん」が最初で最後になっているため、今作のラストシーンは今後の比嘉姉妹での活躍を期待させる布石では?と思っている。
  • 2026年9月16日
    などらきの首
    などらきの首
    今までのキャラクターや物語の補完もそうだが、澤村伊智が色々書けますというポートフォリオとして作った感じがする。 実際、「ぼぎわん」も「ずうのめ」もミステリ色が強い作品で、ホラーだけじゃない作家だというのは分かると思うが、さらに枠を広げてきたなという印象を持った。 読みやすさは一番高いのかもしれないが、この作品だけ読んでもなんのこっちゃなのでシリーズものの箸休めとして読むのが一番いい。 個人的には「ゴカイノカイ」と夢野久作が好きなので「居酒屋脳髄談義」がお気に入り。
  • 2026年9月8日
    ずうのめ人形
    ずうのめ人形
    前作と同じくKindle Unlimitedで無料公開中なので読んでみた。 前作は映像化されていたが、今作は映像化するなら相当頭を悩ませるであろう仕掛けが施されていた。 ホラーではあるが、ミステリー的な手法でミスディレクションを狙ったり、偏見が上手く使われているという印象。 リングを意識して書かれていて、呪いの伝播が今作の骨子となる部分。 本作を読んでいるときに、関連した話題でウイルスの致死性について思い出した。 致死性の高いウイルスは宿主がすぐ死ぬので伝播しにくいというものだ。 今作の呪いは言ってしまえば致死性が高いウイルスで呪いの伝播がそこまで起きなかった。 対してリングは7日というのがちょうどいいのと、伝播を目的としたウイルスという違いがある。 傑作と名高いリングの方が毒性が低いのも少し面白いところかもしれない。
  • 2026年9月7日
    恐怖の民俗学
    恐怖の民俗学
  • 2026年9月3日
    ぼぎわんが、来る 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)
    タイトル通りぼぎわんが、来る物語。 映画版は昔観て楽しめたのでKindleで無料だったこともあり原作を読むことにした。 各章別の登場人物の視点で書かれており、別々の視点から事件を見ていくことになるのだが、それのまぁグロいこと。 一章と二章の裏返り様が凄まじい。 後半は映画と原作でストーリーが異なり、映画版のバトルシーンが評判だったが、こちらもなかなかのバトルを見せてくれる。 ラストも不穏ではあるが、同時に希望もある終わり方で無理に「続く!」みたいな感じになっていないのが好印象。
  • 2026年8月31日
    右園死児報告
    右園死児報告
    前半だけは面白い。 前半部のテイストを続けて少しずつ情報を出していくタイプかと思ったら、後半は何故かキャラクターを立て出してドンパチを書き出してしまった迷小説。 報告書、音声データの文字起こしを分けて地の文を書いたほうがよかったのでは?と思う。 ラストにかけて伝えたいメッセージもイマイチで、特殊能力に対して人間でありたい!って意識だけで勝ってくださいね?ってこと?みたいな、そうできないからインシデントなのでは?命を賭して解決しようとした人間や不運にも巻き込まれてしまった人間の生命を踏み躙ってるから変なのにクーデター起こされるんじゃん。 結局怪異には怪異をぶつけるしかないみたいな異能バトルで民間人は蹂躙されるだけ、クーデターに加担した民間人も脳が寝てた、あいつらと一緒に生活したくないなど散々な言われよう。 主人公?サイドに都合の良いことを言っているだけで何も解決していない。 そして報告書を読むのが安全な理由も謎で、お前も右園死児になるんだよみたいな仕掛けもなし、お前の周りでおかしなことが起きるぞという脅しもなしで完全に肩透かしだった。
  • 2026年8月26日
    右園死児報告
    右園死児報告
  • 2026年8月18日
    図書館の魔女 霆ける塔
    図書館の魔女、烏の伝言から続く本編3作目。 二ザマの中常侍ミツクビの手のものにより図書館の魔女マツリカが拐かされる。 幽閉されたのは夜毎落雷に苛まれる山砦の塔、霆ける(はたたける)塔。 側近たちはマツリカを救出するため額を集める。 今作も前半はひたすらピースを集めるターンが続くが、後半から物語が加速し集めたピースがハマってゆく感覚が気持ち良い。 また今作から登場する獄吏の娘、紅花のキャラクターも良く、マツリカに絆されていく様子が微笑ましい。 マツリカはあまり人の心がないが、人を惹きつける才があることをうまく印象付けている。 敵の暗殺者、薬師の拷問描写も相当過酷で暴力でなく、まさかアレがマツリカの心をそこまで抉るとは思わなかった。
  • 2026年8月6日
    土人形と動死体
  • 2026年8月6日
  • 2026年8月6日
    薔薇の名前(下)
    薔薇の名前(下)
  • 2026年8月2日
    薔薇の名前(上)
    薔薇の名前(上)
    やっと上巻が読み終わった。 キリスト教の異端の話についてはちんぷんかんだが、ストーリーとしては大変面白い。 清貧論争の調停のため北イタリアの修道院に訪れたウィリアム師と若き修道士アドソが、院内で起こった不審死の謎を解明していくという内容になっている。 黙示録の喇叭吹きにちなんで最終的に7人の死者が出ることが示唆されてるが果たして…。
  • 2026年6月19日
    さかさ星
    さかさ星
    作者的にホラーかと思ったが、かなりエンタメ小説寄り。 曰く付きの呪物が大量に置かれた福森家の屋敷で起こった惨事をめぐり、分家筋の主人公がYouTubeにアップする動画を撮るべく調査を開始する。 同行する超強力な霊能者が呪物の来歴を紐解き、郷土歴史家・菩提寺などの協力者から過去の事実を知り、徐々に惨事が起こった真相へ近づいていく。 後半は謎解きパズルゲームをやっているような感覚で、善の呪物と悪の呪物を配置し合い、破滅の刻限を回避しようと試行錯誤する展開に燃える。
  • 2026年6月14日
    シュルレアリスム宣言・溶ける魚
    シュルレアリスム宣言・溶ける魚
    現代においても影響を及ぼしているシュルレアリスムが生まれた当時のブルトンの考えや定義とかを知ろうとして読み始め、何を言ってるのかちんぷんかんぷんで挫折仕掛けてたのだが、 それは理性で読もうとしてたのがよくなくて、雰囲気で読見始めると割とあーこんな感じかなぁ…?みたいなものが掴める気がしてきて、 「色々枠にはめようとしてるけど、そういうのじゃなくてさ!感じたものを感じたまま、いやむしろもっとまぜこぜに!あやふやにしようぜ!」的な感じのことが書いてあったと思う。 新たなスタイルを始めるぞ!という熱量とか雰囲気を感じる資料としての価値が高くて、この本から学びを得たいと思う理性人間には「はぁ?」かも。 シュルレアリスムそのものが何かを知りたい人は資料などを元に真面目に解説してくれている概論を探すのがよろしかろう。 そして理性人間の私は、こういうタイプの本の雰囲気読みを会得した上で、それはそれとして、他の資料に触れてどういう変遷を辿ってきたの?どんな人がシュルレアリストって呼ばれたの?で、結局何を表現しようとしたの?といった蘊蓄になる情報を貪り食うのだった。
  • 2026年5月24日
    サイレントヒルf
    サイレントヒルf
    ゲーム『サイレントヒルf』のノベライズ。 エンディングはトゥルーエンドのものが採用されている。 描写が弱い。 ゲーム本編を読んでいると脳内で映像が再生されるが、未プレイで読んであのグロ美しい映像が再生されるかは謎である。 ただ物語の筋は追えているので、トゥルーエンドを見ていない人や自分のペースで文字を追いたい人には副読本として良いのかもしれない。 心理描写や新しい情報が開示されていることを期待していた私にはやや期待外れだった。 逆に言えばゲーム本編だけでも雛子の心理描写が完結していることや、小説で語られてないエンディングを体験できることを考えると、未プレイの人はゲーム本編を是非やってほしい。 難易度簡単も追加されてゲームが苦手な人でもストーリーを完遂できるようになっているためインタラクティブな映像作品と思えばかなり買いだと思う。
  • 2026年5月21日
    サイレントヒルf
    サイレントヒルf
  • 2026年5月15日
    かわいそ笑
    モキュメンタリーとはフィクションをドキュメンタリー風に編集したもののことを言う。 前半は作り物として面白いが、後半激冷めした。 文章を読ませて脳内で再生して〜は無理がある。 私はモキュメンタリーとメタの相性が良いとは言えないと思っていて、作り物なんだよなぁ…って思わせておいて「あなたに話しかけています」とか「体験させています」みたいなのは矛盾しているし、感情移入がしにくい。 『呪詛』でも同じことを思ったが、いやw作り話やんwが強化される気がする。 おそらく近年流行りのリアル脱出ゲームの手法とかなのだろうけど、世界観に入り込むという作業を読者に強い過ぎだと思う。 作り物を作り物として楽しむ気持ちでいるのに、急に作者が出てきて話しかけてくるみたいな寒さがある。
  • 2026年4月25日
    ここにひとつの□がある (角川ホラー文庫)
    仕掛けは面白いけど内容がない。 それこそ箱みたいな作品かも。 怖さもなくてホラーなのかな?
  • 2026年4月15日
    まほり
    まほり
    普通はショートストーリーでやる「意味がわかると怖い話」を分厚く肉付けしたような、オカルトや巷説を題材にしたミステリ。 美しい見た目の少女と出会った少年淳と大学のゼミで聞いたオカルト話に興味を持ちフィールドワークに出た裕を主人公に、山社の因習を暴いていく。 著者の他作品でもそうだが、描写がやけに細かかったりこれを表すにはこの言葉!という思想が強いので、文字を読むのに慣れていないと読みにくさはあると思うが、内容は大変興味深く面白かった。 私は古文書を読み慣れてないので、古文書パートの解説まで作者の意図に気づけなかったことが相当ショックだった。普通のミステリなら慣れでミスディレクションを誘っている部分が見えてオチが分かるのに……。
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