とにかくうちに帰ります(新潮文庫)

12件の記録
- かぜぎみ@kzgm2025年5月13日読み終わったちょっとした仕事のこだわり、少し気になるフィギュアスケート選手、大雨の中家に帰る話と大きなドラマはないけどどこか経験したことがあるような感じのする短編集でした。よかった!
- ぱち@suwa_deer2025年3月27日読んでる半分ほど読んだところで長らく止まっていたのだけれども、表題作の中編「とにかくうちに帰ります」に取り掛かる。大雨の中うちに帰るという話で、ちょうどリアルでも雷雨が大変激しいので、状況が重なって面白く読み進めている。
- ぱち@suwa_deer2025年3月27日読み終わった大変良かった!のだけれども、その良さや面白さを説明するのが何だか難しい。しかし、ひとの細やかな振る舞いや感情の襞を描くのが本当に上手な方だなと思う。津村さんの本を読むのは今回初めてだった。『サキの忘れ物』が手元にあるので次はそちらを読み進めたい。
- Hoshiduru@lilimoe2025年3月25日読み始めた借りてきた私はいっときフリーランスで働いていたころ、仕事をもらえるのが嬉しくて嬉しくて、大抵夜に受注した瞬間から夜通しわーーっと作業して、翌朝に提出していたのだけれど、あれが良くなかったんだな……としみじみ反省している。 契約書の内容も文面も全てが雑になっていって、最終的に抗議したらそのまま契約を打ち切られた。あれは、それまでの「自分が価値あるところを見せなきゃ!」と言うわたしの張り切りが逆効果をもたらしたんだな……。
- Hoshiduru@lilimoe2025年3月25日読んでる「職場の作法」内「ブラックホール」のラストがとても好きだったことをメモ。 エピソードを追うごとにだんだんとここに出てくる人たちのことを好きになっていく。登場が早い方が有利なので、1話目に出てきた田上さんにはまじで惚れそうなレベル。
- Hoshiduru@lilimoe2025年3月25日まだ読んでる心に残る一節小説のはずなのに、面白いエッセイを読んでいる感覚に近い。ふしぎ。 「病欠らしい。詳しいことは訊かないけれど、やはりインフルエンザだろう。」のリズムにハマってきて、この一文を待ち望みはじめている自分がいる
- Hoshiduru@lilimoe2025年3月25日読み終わった他の話の方が好きだが表題作も良かった、というか、文章がうますぎてずっと自分も土砂降りの夜のなかを歩いている気分になり、体験としてしんどかった。だから良い作品であることに変わりはないし、登場人物たちには共感する。