ペネロピアド (新・世界の神話)

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jaguchi@jaguchi872025年12月4日読み終わった図書館本オデュッセウスの妻ペネロペイアと、12人の女中たちを語り部にした「オデュッセイア」再解釈の物語。 私はヘレネというのはパリスに拉致された被害者だと思っていたのだけど、このペネロピアドで彼女はかなり性格の悪い女として描かれていて、生き生きとしている。 ペネロペイア自身、自分のような貞淑で思慮深い妻より、ヘレネのような「何百人もの男を色情で狂わせ、大いなる都が炎上する原因となった女」の方がいいでしょ、というような発言をしており、まさに悪女ヘレネの描写がおもしろいと感じた私への作者からの皮肉を感じる。 ギリシャ神話ってあまりに不条理なことだらけだから「こういうものだ」と思って読んでいたけど、そんなふうに流さないで立ち止まって別の視点で考えてみる、という機会を与えてもらった。
Anna福@reads--2503092025年10月4日読み終わったまた読みたい久しぶりに再会した友人ペネロペイアから、スタバで話を聞いているようだった。 ろくでなしの求婚者達を織り仕事でかわした彼女、従姉妹ヘレネには「短足同士お似合いよ〜」とマウントされ、神話の人物たちが生々しく描かれる。 『ジェイムズ』のように古典を別視点から語る構造が面白く、語られなかった声が物語に深みを与える。 特に、『口八丁の嘘つきにして変装の達人、ときには賢すぎるのがあだになるような男』オデュッセウスに吊るされた女中12人のchorusが印象的。 彼女たちの声が物語に絡みつき、神話の余白が揺さぶられる。





Anna福@reads--2503092025年9月28日借りてきた積読中借りてきました。前書きちょこ読み。『口八丁の嘘つきにして、変装の達人、ときには賢すぎるのがあだになるような男』オデュッセウス… うわ、アトウッド先生、きっつ。 読むの楽しみ…














