ブッダという男

10件の記録
- 本読みの旅人@hi_tommy9302025年10月3日再読中日帰り京都旅のお供。 私たちは自分の理想とするブッダを求めて仏典を読んで(解釈)してしまう。宗派の開祖たちもブッダはこう仰っている、の解釈違いで分裂独立していったわけだし。 詰まるところ、仏典(教典)は1文字も変わらなくても、その時代その時代で求められる救いを反映して変化するのが宗教なんだろう。
- りおかんぽす@riocampos2025年4月2日読んでる第5章まで読んだ。これら第二部は「現代人から見て理想的存在のブッダ」という視点を検討し否定するものが多い。その解説がどれも納得できる。さすが。
- りおかんぽす@riocampos2025年4月1日読み始めた「コード・ブッダ」の影響で積読から拾い上げ。 第3章まで読んだ。 著者の描きたいブッダについて: «本書は、「ブッダ」の先駆性を歴史のなかに位置づけることを目的とするが、その「ブッダ」とは、先に検討した「歴史のブッダ」でも「神話のブッダ」でもない。この両者の間にある深い溝を埋めることこそが本書のもう一つの目的である。…あくまで本書で「ブッダ」と表現する男は、五〇〇年前に生きた人間そのものではなく、初期仏典に記されたブッダであり、仏弟子たちが共有していたイメージに近い。»(第1章ブッダとは何者だったのか pp.18-19) 当然ながら、仏典から再現できるブッダは仏弟子の知る男までしか至れないよね。