環状島=トラウマの地政学 新装版

環状島=トラウマの地政学 新装版
環状島=トラウマの地政学 新装版
宮地尚子
みすず書房
2018年7月5日
29件の記録
  • ョョィ
    ョョィ
    @kaettekoiyo
    2026年3月25日
  • 白木蓮
    白木蓮
    @a
    2026年3月22日
    「ポジショナリティを問うとき、感情はついてまわる。前章で述べたように、「一部圧倒性」をトラウマはもたらす。被害者は被害者であることに屈辱感や恥を感じる。自分が悪いわけではないとわかっていても、みじめさはなかなかはがせないし、善意であっても傷口に触れられるのは痛い。もちろん、外から介入してくる者の「支援してあげている」という飯慢さや「かわいそうに」という憐憫の態度はその感情を逆なでするが、傲慢さや憐傷だけが原因ではない。何気ない一言に激しい反応が返ってくるとき(「地雷を踏む」という表現は言い得て妙だと思う)、一触即発のような状態になるとき、まさにそこに傷が生のまま口を開けている。そこにこそ問題の核がある。それを「感情的な反発だ」「ルサンチマンだ」と矮小化すべきではない。それではさらなるおとしめを生み、問題の核から離れていくだけである。感情的な反応や反発を、程度の低いものとみなす必要はない。ものごとを深く感じ取り、ものごとを深く動かしていくのは感情である。激しい痛み、恐怖、羨望、嫉妬、怒り、憎しみ、不信感。直接の加害者に向けようがない分、それらは「やつあたり」的に<外斜面>に立つ支援者に向けられるかもしれない。支援者はそれを必ずしも自分に引きつけて受け取る必要はない。反撃したり、立ち去ったりせず、ただそばに居つづけて、感情の強度を感じ取ればよいと思う。それはとても困難なことであるが、とても重要な姿勢である。」(宮地尚子『環状島=トラウマの地政学』p142)
  • 2026/02/27 18:11 📕環状島へようこそ より
  • 白木蓮
    白木蓮
    @a
    2026年2月24日
  • okabe
    okabe
    @m_okabe
    2026年2月12日
    環状島モデルについては新書『トラウマ』で学んだので、本書は自分がいち支援者として何が出来るか、何に留意すべきかという視点で読んだ。 まずは、ミクロレベルで環状島を作ること。支援者を集めて支援の輪を作り、各々のポジションを確認しながら支援に当たる。ここで留意すべきは、支援者の加害性やマジョリティ性を批判される可能性があるということ。しかしそれを全面的な否定とは捉えず、クライエントのそばに居続けることが重要。 そして、マクロレベルで環状島を作ること。自分ひとりの活動では限界があるが、周りを見渡せば同じように活動する仲間を見つけられるはず。仲間と共に声を大きくしていくことで問題をイシュー化することができる。ここで留意すべきは、当事者の意に反して問題をイシュー化しないこと。無理矢理にそれをすることは、支援者とクライエントの間に軋轢を生み、支援を困難にしてしまう。
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年2月10日
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年2月5日
    「トラウマとなったできごとそのものを真正面からとりあげるのではなく、重なってはいるが少しずらした形でイシュー化することは、発話力を高めるうえでかなり有効な手段と言えるかもしれない。学生が研究テーマを選ぶ際に、自分にとっていちばん大きな問題や、個人的にもっとも悩んでいることではなく、それと関連はしているけれども異なるテーマを選ぶよう、私はしばしばアドバイスするが、それもこのこととつながっているように思う。トラウマの重さが重いほど、逆に発話力が低くなる、という環状島の「法則」を理解したうえで、その拘束力から少しでも逃れるための非常に重要な方法が一つここにあることを、強く認識しておきたい。」 p.82-83
  • Inh
    Inh
    @______byeo
    2026年2月5日
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年1月29日
  • momo
    momo
    @momo5
    2026年1月29日
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年1月22日
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年1月15日
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2026年1月15日
  • 記憶
    記憶
    @dasilva
    2026年1月14日
  • 春束
    春束
    @harutaba
    2026年1月5日
  • 新
    @umiii827
    2025年11月1日
  • おるば
    おるば
    @olva
    2025年10月31日
    ・全文おもしろかった、刺激的だった ・時間たたないと自分の中で感想の骨格が立ち上がらないタイプの本だ ・当事者研究に関する言及がおもしろかった、内海から尾根への登攀を、ラッセルするみたいに動的なプロセスとして捉えてるのがおもろい ・あと当事者研究のずらしとか隠れとかの言及ははじめて見た、なるほど ・超個人的には、聴覚障害者として、「たったひとりのクレオール」のいわゆるクレオールを拡張した概念と絡めて考えてみたいなと思ってるので、宮地尚子さんのいうクレオールがどういうことなのかあんまり拾えなかったのが残念、なんか本出してる?らしいから気が向いたら読むかな
  • 白瀬世奈
    白瀬世奈
    @sn__yoonsul
    2025年10月29日
  • おるば
    おるば
    @olva
    2025年10月29日
    てすと投稿 ・ハン・ガンのユリイカで言及されてたので買 ・同作者の傷を愛せるかは積んでるけどこれは読めそう ・冒頭からメタファーもりもりで読んでて楽しい ・いろんなこと解釈できる道具を配ってる感じの本だ ・原爆ドーム去年行けたのが割とゼロ・グラウンドの比喩を理解するのに良いリソースになってる ・中空構造って言葉が良い、好き、河合隼雄を感じる ・了解可能って言葉選びがめちゃくちゃ医者 ・陸地が語り手なのか陸地に立つ人が語り手なのかがよくわからない。重力とか風のメタファー使ってるってことは、陸地に立つ人を想定している? ・例えば音声言語を持たない人、聾者、聾唖者は地形まるごと水没してるみたいなことになるんだろうか。語り得ない人たち。
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年8月10日
  • Lusna
    Lusna
    @Estrella
    2025年4月11日
  • j
    @juuuun
    2025年4月2日
  • j
    @juuuun
    2025年4月1日
  • 本・織り機・喫茶 モノローグから
  • kiki
    @readordie
    1900年1月1日
  • sonagi
    sonagi
    @17_s013
    1900年1月1日
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    1900年1月1日
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