自分で考える勇気
15件の記録
わか@waka2025年12月29日読み終わったこの本を読んで、とてもありがたいな〜!と思ったのだけど、なぜそう思ったのかというと、カントができるかできないかとか損得とか裏表とかそういうんじゃなしに、人間は一人一人が善く生きることを目指すべきである、と言い切ってくれているから。 「人間社会の現実に即すなら、永遠平和の実現など不可能に思われるでしょう。しかし、私たちが、この事実だけに服従して、あるべき国家やあるべき世界を思い描くことを止めてしまえば、私たちはこの世界を改善する方向をも見失ってしまうことになります。」 理想は外から与えられるものじゃないし、押し付けられたり押し付けるものじゃないし、バカみたいなものでもなくてバカにされるものでもない


- シャガ@filifjonka2025年9月22日読んでる借りてきたジュニア向け新書だけに相当噛み砕いて説明してくれているのが伝わるものの、入り組んで難しくなってきた。借りた本なので買い直してじっくり取り組みたい。

- もぐ@ohagi2025年9月17日「劇場のイドラ」という言葉を覚えた。 出来事に筋書きや結末があるという思い込み。たとえば「悪いことしたら必ず罰が下る」とか。「人の不幸の上に幸福は成り立たない」とか。 もっともらしく言われてることは その人の「〜であれ!」という願望で マルキドサドの「美徳の不幸」みたいなことも普通にあり得る。 物語なんかないんです。 と考えると「ナラティブセラピー」とかも危ないよな。 敢えて荒唐無稽な話にして物語という構造をぶち壊してもいいかもね。 真面目に読んだ時「理想はわかったけどどう実行するの?動物的な本能に打ち勝ち文化的に生きるのを目指したら子どもなんて出来ないよ?どう折り合いつけたの?」という疑問を持ったらカントは生涯独身… 綺麗なまま逝きやがって。 というのと同時に、彼は子孫はいなくても 本人の考え方や名前は書を通して何百年も後の世に伝わっているのだから 子孫を残す以上のものをこの世に生んで残したなぁ、と思った。 文化人は文化を残せるのだ。
小池陽慈@koike_yoji2025年8月10日かつて読んだ御子柴善之の、一般に向けて書かれたカントの"入門"書も読んでみたが、やはり難しかった。 けれども、この、『自分で考える勇気』(岩波ジュニア新書)は、本当にわかりやすい。 僕は、一般書としてのカント入門が難しく書かれていたこと、そしてこの『自分で考える勇気』がとてもわかりやすく書かれていたこと、そのどちらにも、心の底から感動した。 この書き手は、然るべき言葉を、然るべき相手にきちんと届けようとしている。 想定される読者に、どこまでは届けられ、どこ以上は厳しいのか、とことんまで考え抜き、言葉を選んでいるのだろうと思う。 その"削ぎ落とし"には、研究者としての相当な葛藤もあったに違いない。 先日も、生徒たちに、この『自分で考える勇気』を勧めた。 高校生の間に、本書と出合えること、格闘できることは、きっと、計り知れないほどに幸せなことなのだ。
















