ヘルシンキ 生活の練習

28件の記録
- ふるえ@furu_furu2025年6月8日読み終わった幸福や不幸といったことを比べがちだけれど、比べることで得られる位置に安心したり、憤ったり諦めたりすることは自分のしたかったことなのだろうか。何かと比べる前に、比べる先よりもまずは自分のことを見つめていくことのほうが自分を大切にすることなんじゃないだろうか、そんな問いをもらった気がする。タイトルにあるような「生活の練習」とは、作中では子どもたちが保育園や小学校で「自分で暮らすこと」や「人と関係を築くこと」などを学ぶことであり、それは大人になっても練習し続けていくスキルだという。社会の中で必要なのは知識でもあり、さまざまな体験でもあるけれど、日々の中でどう生きていくことが自分に適しているのか、そういうことを練習する時間があったほうがいいのかもしれない。
- ふるえ@furu_furu2025年6月6日バスの中で読む。ヘルシンキでの生活、著者の方のこれまでの経験や生まれのことについてを読む度に、自分はどうなんだろうと無意識に考えている。今の生活の中でこのままであればいいのにと思うこと、変わってほしいことはたくさんあって、でもそれは自分の行動だけでは何も影響しないという現実もある。でも、その現実に抗って過去に生きた人たちが獲得してくれたものあって、これから自分はどうあれば抗いたいものに抗えるのだろうかと思う。
- ふるえ@furu_furu2025年6月3日読んでるお昼休みに読む。著者の独白というかツッコミに笑いながらも、客観的な視点に助けられつつ読む。違いを良しとするのも悪しとするのも判断としてはあるけれど、だからと言ってその違いの良し悪しを持って全てを二元論で語ってしまいたくはない。
- ふるえ@furu_furu2025年6月2日読んでる借りてきた日本との比較からくる外国の良いところを称賛するだけではなくて、著者の方の正直な視点で誠実に比べようとされているのが面白いし、なんだか安心する。それぞれの国や地域での仕組みや価値観に対して尊敬と、憧憬を持つのは当たり前かもしれないけれど、だからといって文化的な下地も歴史も違うものを良かろうと思ってそのまま持ってくることの危うさもあるのかもしれないと思いながら読んでいる。
- 白川百🍑@oq22oq2025年3月13日読み終わった@ 電車日本では北欧の暮らしや福祉制度を一方的に賞賛されてることが多いが、そこには日本と北欧には違いがあるだけだということが丁寧に書かれいて納得した。