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北前
北前
@Gego1224
日本近代文学を中心に、古典作品を読むことを趣味としています。また記録の為に、昔読んだ本を思い出す度に投稿しています。
  • 2026年2月13日
    こわれた腕環
    こわれた腕環
    ゲド戦記2を見た。これはかなり面白かった。特にこの本を通して緻密に書かれたテナーの言動が非常に良いと思った。生まれた日が先代のアルノの亡くなった次の日だったが故に5歳から大巫女として名も無き者に仕えることとなったテナーは、自身が最高権力者として育てられた故に高慢不遜な少女として育つというのが表現として見事だったし、自身の役目を理解しながらも外の世界を無意識的に焦がれてしまうような心情、そしてその気持ちがイライラへと昇華される様は、このクソガキが、と此方は思わせられながらも巧みな表現で感心させられた。そして自分の信じていたものが全て偽りだった、と気付いた時に光に咄嗟に追い縋ってしまう様、しかし実際自由になった後に自分には何も残っていなかった、あそこにずっといれば良かったと不安がる様は、彼女が臨んでいないとは思うが、ハイタカが彼女に向けたような憐憫の情を向けざるを得ない。彼女は雛のようなもので、彼が今まで自分を導いてくれたのに、私を捨てるんだという焦燥さえも描いていて素晴らしい。1ではいまひとつ面白さが伝わらなかったが、2は非常に良かった。
  • 2026年2月4日
    影との戦い改版
    影との戦い改版
    ジブリが作った『ゲド戦記』の原作が以前から気になってたので、遂に読んでみた。しかし、ゲド戦記の主人公はハイタカだった、ハイタカの人生を追う作品だった。映画に関連する話は3巻らしいが、かなり改変はなされているらしい。まあ、ジブリは改変重ねがちではあるけども。 作品としては、冒険譚であって地図を見ながらでないとなかなかに伝わらないものがある。そしてこういうファンタジー小説を見る度に思うのだが、魔法の仕組みやその基準を作るのはかなり難しいものだなと思う。1巻を見ただけではイマイチ掴みきれなかったので、2巻も読もうと思う。
  • 2026年2月3日
    ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星
    再読。スノーク嬢に対して背伸びしてカッコつけようとしているムーミンが可愛い。ムーミンは実際勇敢。
  • 2026年1月31日
    小さなトロールと大きな洪水 [新版]
    小さなトロールと大きな洪水 [新版]
    再読。ムーミンは可愛いけど、なかなかに特徴のある顔つき。
  • 2026年1月26日
    孤島の鬼
    孤島の鬼
    因習村めいてるミステリーもので、終始ドキドキさせられた。結末はやけにアッサリしていたように思うが、様々な要素も踏まえると妥当な終わり方だろう。その中で入り乱れる情愛。やはり、江戸川乱歩は面白い。 散々語られているだろうが、諸戸道雄を思うとやるせなさがすごい。女嫌いを引き起こした養母の行動を、いざ死の間際になって本能剥き出しになった時に同じことをしてしまうというこの惨めさ。遺伝子的な血は流れていないはずなのに、環境が血を感じさせてしまう。 また主人公である箕浦の、内気で引っ込み思案でありながら、何処か人を惹きつける魅力のある可愛げのある男は本当にタチが悪いですね。あれだけ、同性愛の気は無いけど、道雄に迫られるのは悪い気はしないかな、みたいな感じを出しておいて、結局押し倒されて嫌悪感で抵抗するんだから。
  • 2026年1月18日
    ドニゼッティ 愛の妙薬 オペラ対訳ライブラリー
    展開はスピーディーでは無いはずなのに、結婚までの展開が早すぎて混乱する。フェリーチェ・ロマーニ及び元ネタを書いたウジェーヌ・スクリーブがどの時代を想定していたかは知らなんだが、オペラ故の冗長さと過程の速さがアンバランスで、現代を生きる私にはオペラは向いてないと思えた。 本としての感想を挙げるのであれば、この本はイタリア語を勉強する入りとしては良いものであるように思う。1文1文が短く、そして解説がついている。というかオペラを実に理解するならばイタリア語を理解すべきだった。
  • 2025年12月23日
    夜行巡査
    夜行巡査
    外科室とは一転して異なり、愛に溺れることなく自分の責務を全うしようという愚直な男の話。彼の心情を描くことなく、彼と関わった者のエピソードで展開していくストーリーは彼の心情を全く描くことなく彼の為人を映し出している。そして彼の心情を描かないことで彼の堅物さをより一層表現しているように思えた。良い短編小説だった。
  • 2025年12月21日
    文豪の名句名言事典
    文豪の名句名言事典
    語彙を参照するために
  • 2025年12月20日
    サロメ
    サロメ
    あらすじを知っていた程度だった為、原作を読んで見ようと思い立った。戯曲特有の話の急展開さに、終始ずっこけそうになった。私は地の文多めの作品が好きなので本作は好みとまではいかない。 しかしサロメには少なからず魅力を感じる部分がある。サロメはその生まれ故に抱えていた愚かなまでの所有欲(恐らくもっと他に良い言葉があるだろう)があり、ヨカナーンの首を手に入れたことで一見ソレは満たされたように思われる。しかしその満たしは見てくれだけで、結局死という永遠の拒絶のために所有欲は乾いたままであるのに、気付かないふりをしてキスをするのが、酷く滑稽で、良かったと思う。
  • 2025年12月19日
    春の心臓
    春の心臓
    芥川の翻訳した作品。寓話的で何処かフワフワした話。アイルランドという神と妖精信仰が交わる土地特有の世界観と芥川の端麗な文章が合致していて不可思議さを引き立てている。
  • 2025年12月18日
    外科室
    外科室
    高1の時に挫折した外科室を今改めて読んだ。知らない言葉が多くて逐一調べる羽目になったが、結論から言って、非常に良かった。  まず文体がこれは文語体と口語体を使い分けているのか?地の文に読み辛さは折しも感じてはいたが、これはただの私の知識不足故に起こることであり、ゆっくりと読めば造作もない。この堅苦しさがむしろ愛おしかった。  そして貴船夫人と高峰の掛け合いと来たら!!この一言二言でこんなにも彼らの情愛が伝わることがありましょうか!!そして彼らのやり取りを最期まで描ききらず、あくまで仄めかすような2人の行く末の書き方は非常に置いてかれた気持ちになり、興奮した。私は勘がいいんだか悪いんだかといった感じではあるが、夫人が秘密があると言った時点で、密通だと悟った。そして手術室での2人の掛け合いにより、2人の愚かな恋模様を酷く耽美に感じた。   美女に人生を狂わされる、酷く前時代的で性差別的だ。しかし、これを太宰の短編「嘘」で描かれる女の嘘は怖いという話に感じた時のように気持ち悪さを感じないのは、彼等の感情を排除して、読者に寄り添うことなく、永遠を得たからである。  興奮をそのまま文字に起こした為に長くなったが、泉鏡花は素晴らしい作家だと感動した。
  • 2025年12月18日
    ロビンソン・クルーソー
    ロビンソン・クルーソー
    300年も前の作品であるために、記述の冗長さと繰り返しの多さには辟易としたものの、当時の世界観や常識、生活を理解できるような作品であったと思う。近世史に興味を持てるような作品。
  • 2025年12月13日
    オペラ座の怪人
    オペラ座の怪人
    ・純粋にファントムがキモかった ・そこまで好きなんだったらキスだけで満足するな! ・ペルシャ人とラウールが責め苦の部屋に閉じ込められて意識の朦朧とする中何とか出口を探そうとする所の描写が上手くて、感動した ・世界観は良いが、ストーリーの結末に納得はいかないかも
  • 2025年12月12日
    煙草と悪魔
    煙草と悪魔
    在り来りな勧善懲悪ストーリー。しかし、煙草の伝来という史実を絡めて作っている点は面白い。
  • 2025年12月12日
    夢遊病者の死
    夢遊病者の死
    何となく先は読めていたというか、夢遊病はミスリードでしかなくて主人公は恐らく父親を殺してないんだろう、とは最初の段階から思っていた。しかし、その話の持っていき方、そして読了後も多少の謎の残る作り方が良かった。
  • 2025年12月12日
    禁酒の心
    禁酒の心
  • 2025年12月12日
    嘘
    正直まあ、そうだろうなといった結末。矢張り私は太宰治と気が合わないらしい。彼の透けて見えるキモさに慄いている時点で私の負けだ。
  • 2025年10月7日
    変な絵
    変な絵
  • 2025年7月28日
    変な家2 〜11の間取り図〜
  • 2025年7月28日
    変な家 文庫版
    このゆっくりと進むホラーが良い。ミステリ×ホラー好きだって気付けた。読みやすいし、適度に図を出してくれるから分かりやすい。動画みると更に登場人物に愛着湧いて好きになれる
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