あやとり

25件の記録
- 巽@Tatumi2025年5月24日読み終わった百年の夢を見ようよ 銃口を向けるみたいにワインを注ぐ 爆弾の落ちて来うせん空の下、銀貨みてゃぁに米を計った 伝えねば、否、伝わるような苦痛であってたまるかの、花、渡さねば 死体へ放尿させられた、泣きながら、すまない、ハサン、ごめん、アフマド 私なら奴らを屠る。君たちはなぜヒロシマを許せましたか もう何も奪わないでくれ 震わせて真冬に洗うひまわり、造花の 僕らより長生きをする亀を飼おう僕らのいない庭を歩くよ 人生が何度あっても間違えてあなたに出会う土手や港で 鎌倉の梅雨の約束、花束に花を加えるみたいに話す
- ぽーすけ@po0o0osk2025年5月2日買った短歌黒箔押し栞紐2本京都の蔦屋書店にて。 学芸員の友人と買い物中、この友人も千種さんが好きで本を持っている。 記録から呼び戻してきたjpegの金木犀に香りがしない(P.42)
- にくみ@2k3k22025年4月18日読み始めたどうしても欲しくて本屋さんに走った。スピンが2本ついてて表紙と裏表紙にあやとりの紐が描かれてて、もう装丁がすでに良…永遠に繋がり続けることはできない人の縁が、それでも重なることはできるみたいな装丁。良……
- ON READING@onreading2025年4月14日読んでる言葉ってすっごく永く香るから いま潮風に手帳ふくらむ ついに発売になりました~!この「赤」、どきっとします。 戦争体験者への取材をもとに連作「つぐ」、尾張藩主の御巡覧と伴走した「知多廻行録」、亡命中のシリア人活動家や、パレスチナ系作家への取材をもとに作られた作品を含む265首を収録。 特に名古屋近辺の方に是非読んでいただきたいのは「つぐ」です。雑誌掲載時に大興奮したのを覚えています。言葉を失うほどの壮絶な体験を語る、名古屋弁のヴォイスが、とても美しい。 思わず、指でなぞりたくなる(攻め箔、というのだそう)素晴らしいブックデザインは、名久井直子さんです。