

小雨
@amekosame
雨の日と電車のなか📖
エッセイが好き。たまに人におすすめしてもらった小説も読みます。
- 2025年11月12日
永遠のおでかけ益田ミリ読み終わった叔父さんを亡くし、お父さんを亡くし、その後も続いていく日々の中でお父さんを思い出すことが描かれている。人は死とどう向き合い、その後生きていくのかというところまで書かれてるのが良い。 私も大切な人を亡くしたことがある。 「悲しみには強弱があった。まるでピアノの調べのように、わたしの中にで大きくなったり、小さくなったり。」というところにとても共感した。 - 2025年11月10日
好きよ、トウモロコシ。中前結花読み終わった買った最初の話を読んで、すごく大切に少しずつ読みたい、と思った。そのまま閉まって、少し時間を置いて、2話目からは一息に読んでしまった。一粒一粒が甘くて愛つまっている。そんなとうもろこしのような一冊だった。 - 2025年11月9日
サッド・バケーション飯村大樹読み終わった買ったレイアウトの下が多く空いているのが、著者のさみしさを表しているようでとても良い。他人が自分と同じくらいはっきりとした自我や濃さを持っている、と認識した経験の話が面白かった。エッセイと日記を行ったりきたりしながら、私はどうだろう、と自分のことも振り返る。良い余白がある本。 - 2025年11月5日
- 2025年10月30日
超人ナイチンゲール栗原康読み終わった買ったナイチンゲールってこんなイカつい人だったのか!お嬢さま育ちでありながら、強い信念のもと、看護と医療の世界に改革を起こしていく。聖女のイメージを覆すナイチンゲール伝としてとても面白かった。 - 2025年10月25日
- 2025年10月24日
- 2025年10月11日
- 2025年5月30日
湖まで大崎清夏読み終わった買った1話ずつ一呼吸つきながら、それでもぐいぐいと読み進んだ。登場人物の人生が少しずつ重なる、連作小説。内容ももちろん面白いけれど、表現が秀逸。特に1話目で主人公が夢の中で湖畔にいるときのやり取りは何度も読み返した。本は光だ。 - 2025年5月6日
下着の捨てどき平松洋子読み終わった買った平松洋子さんのエッセイを読むのは、はじめて。40代後半から50代に差し掛かる作者の、ギアチェンジを迫られる日々への戸惑いが書かれたエッセイ。ただ戸惑いだけでなく、都電で出掛けたり、映画を見に行ったり、おいしいものを食べたり。大人は自分を楽しませることを知っている。大人の階段のぼることは、自分の変化を確かめながら、少しずつ今の身の丈にあうものに周りの環境を調整していくことなのかもしれない。 それから平松さんが書くレシピはシンプルだけどどれもおいしそうで、試してみたくなる。 - 2025年5月6日
- 2025年5月5日
いのちの車窓から星野源読み終わった買った源さんというのは、世界によく耳を澄ませてる人だなと思う。どの話もいいけれど、立ち食い蕎麦屋で白髪のおじさんがセレクトしたアメリカンポップスをきく「ある夜の作曲」が好き。「いつだって、世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ」。SUNや恋など、好きな楽曲が生まれた背景も知ることができて楽しい。2も読みたい。 - 2025年5月5日
た・か・く・ら嘉門達夫読み終わった買った万博記念公園に太陽の塔を見に行き、帰ってきてから読み始めた。行ったばかりの公園の景色が浮かぶ。おもろくて少しせつなくて、「たかくら」の人生そのものな読後感だった。替え歌のおじさん、だった嘉門達夫のイメージが変わった! - 2025年4月19日
わたしの名店 (ポプラ文庫)バービー,あさのますみ,ジェーン・スー,三浦しをん,中江有里,久住昌之,佐藤雫,塩谷舞,宇垣美里,小川糸,山田ルイ53世,岡崎琢磨,川内有緒,最相葉月,朝井リョウ,朱野帰子,森見登美彦,はるな檸檬,清水ミチコ,清水由美,澤村伊智,瀬尾まいこ,畠中恵,稲垣えみ子,美村里江,藤岡陽子,西加奈子,道尾秀介読み終わったまぁなんと豪華な執筆陣!どれもそれぞれおいしそうで、エッセイの後にある、店舗の住所までくまなくチェックしてしまう。私ならどの名店を紹介しよう?なんて考えるのも楽しい。 - 2025年4月8日
らせんの日々安達茉莉子,社会福祉法人南山城学園読み終わったひとりひとりの福祉の現場の方へのインタビューのあとに、安達さんが自らと福祉の関わりを振り返るエッセイがある。インタビューとエッセイもらせんのように編まれながら、福祉を発見していくプロセスがとても面白い。
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