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okaeri
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@b0c9e1
生牡蠣のような感受性
  • 2025年3月18日
    死ぬまで生きる日記
  • 2025年3月9日
    死ぬまで生きる日記
  • 2025年2月9日
    自転しながら公転する
    年内ベストかもしれない(が早くも2冊目、まだ2月なのに) 息ができなくなりそうだ 季節が過ぎるのが早い 誰にも誇れることじゃないけれど、わたしも都と同じ介護経験をしている。22歳の幼さで思ったことがこの本の、都の中にもそのままあり、32歳でも、同じことを思うのだ、とただ思った。 母が亡くなってわたしの荷は降りたが、都の母はまだ生きていて、母にその重荷について謝られていたことに、23歳のわたしは電車で人目にも憚られず少し泣いた。 母の視点と娘の視点があった。 そこに父の思考と絶望を乗りこなした未来があった。 少しも簡単なことなどない 簡単にいくわけなどない けれどわたしはむずかしく生きようとしていないかい? 結局会いたくなって会いにいくこと、 傲慢でも真面目さでもない。 わたしも会いたい人が浮かぶ。 この数年間に及ぶ経験と感受から、わたしは結婚も出産もしないのだ と決意していたが、わたしは今後それを選ぶようになるかもしれないなと思った。 出掛ける行き帰りの電車(計6時間)で読み切る。 清々しいが熱のある読後感に、雪の降る夜風の冷たさも感じない。
  • 2025年1月25日
  • 2025年1月22日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    そんなところまで言わないでくれ と言いたくなるような心理描写の深さ。 田舎の嫌なところと、母親の嫌なところ、どちらも知っていて、わたしはそう言った面で母から解放されて、だから失踪せず自殺もせずに止まっている。 知っている、彼女の思考は「認知の歪み」に相違ない。(ただその歪みを植え付けたのが母だということは事実) 架の女友達にひどく言われるが、結局一番受け入れて欲しい人に、そのまま受け入れてもらえる。そのストーリーに、またその歪みを「可哀そう」がってくれる架に対し「そんなところが鈍感で好き」というところにも、読後嫌気がさした。 (わたしは対峙して、自傷するしかない。そんな独りよがりが、また傲慢さであるのだが。) 朝井リョウの解説にも唸る。
  • 2025年1月16日
    まとまらない言葉を生きる
    『実際にそこにいるのはさまざまな事情を抱えた一人ひとりの人間だ。だから、ひとつの言葉が全員の心にぴったりと当てはまるなんてことがあるはずない。「その言葉は今の心情にそぐわない」という人がいれば、そのたびに言葉を探すことが必要だ。』
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