
チ〜ズ明太娘
@pipipi-read
読書記録用。
- 2026年8月14日
人間標本湊かなえ読んだとても嫌な気持ちになれた。誰も救われない系ミステリー。 (以下ネタバレ) 最後まで読むと小説全体で「榊士朗」という人間の標本ができるまでの説明文章だったんだろうなぁ…と思わされた。 最後の「黒い塊が〜」部分は、「蝶は人間の魂だと考えられていた」から来ているのかなと思った。 蝶となった魂が抜けて、抜け殻になった史朗は独房の中でまるで標本にされた蝶のような姿で死ぬまで生きる…という。 杏奈は人間に戻れたのかな。 籠の中で一晩経って弱った蝶にならないといいなと思った。 大元凶の留美に全然共感とか出来なかった上に死んでしまっているのがモヤモヤを掻き立てるのかもしれない。 画家なら自分が動けなくなった時点で作品制作は諦めるべきで、他人に制作任せるなら思った通りにいかないことにも妥協するものだしそもそも子供に対して「失敗作」とか言うの御法度だろ。 芸術家のくせにその失敗作に頼らないと作品作れなかったのは誰だよ?!?!とキレ散らかしてしまった。 留美の詳しい心情の動きは他者の言葉からしか読み取れないのでもっと複雑な感情が「あったかもしれない」としか言えないのが絶妙にモヤモヤする。 文字にするとやらかした事実が軽く扱われる、みたいなことが書いてあったが文字にされないと事実すらわからんから怒るに怒れないねぇ?!というのを体感した。 死人に口なし、みんな標本になってしまったからもう誰も語る人はいない。 - 2026年8月12日
あかね噺 23末永裕樹,馬上鷹将読んだ - 2026年8月12日
逃げ上手の若君 26松井優征読んだ - 2026年8月9日
ほうかごがかり7 立穎小学校ぴおてぐ,甲田学人読んだ他シリーズ作品で見覚えのある名前のキャラがチラホラと…。 莉緒がこの世界でも異界関連で弟失うの辛いなぁ…断章の方の弟、読んでてキッツくなる酷い死に方だったし…… 「最後は辛くなかっただろうか」と思っている莉緒に暗澹たる気持ちになった。酷いよ甲田先生! 万智の別シリーズでの印象すぐに思い出せないのでノロワレ再読しよ…。 犬は酷い目にあいますか…? ネームドでお供的な出番ありのペットの存在は何気に初じゃないか? 出てすぐ異界パワー見せしめでお亡くなりになるペットや小動物たちは結構いた気がするけど(断章人魚編のワンコとか)今回はどうなるか。 古い学校、異界の原風景に繋がるらしき場所がある、ということから無名不思議が都合よく捻じ曲げたからというよりは「この学校のやり方がより原型に近いのでは?」と少し疑う。 原型のシステム(生贄儀式)に抵抗するために派生したのが現在の「記録」なのかなと。 特典は「かかりのしおり」。 対話できると見せかけてくる系の怪異、めちゃくちゃ有害!!!!滅!!!! - 2026年8月5日
憂国のモリアーティ 23コナン・ドイル,三好輝読んだ - 2026年7月26日
読んだセシルはどうしてそうなっちゃったんだい?!となる巻だった。あまりにも認知歪んでないか。 「好きになる人はみんな彼女ありで自分を選んでくれない」のも、「誰かを大切にする眼差し」を自分に向けて欲しいだけだった、という欲求だった。 「自分を好きにならないなんておかしくない?」という妙な自己肯定感、マナをアクセ感覚で扱うことを当然としてるところ。 マナはセシルからモノ扱いされて捨てられたことにめちゃくちゃ傷付いたわけだけど、セシルは「美しいモノ」扱いされてそれが当然と受け入れてきた極地のキャラなのか?過去編があればちょっと見てみたい。 育ちも意味も無くただサイコなキャラなんだぜ!って方向だったらかなり好きになりそうだけど、せかきらで登場時ヤバヤバだった早紀にも慮る過去があったしありそう。 ただ、この作者さんが作るこの手のヤバキャラは過去編やっても完全中和されることはあまり無いので何にしろサイコで駆け抜けるのかもしれない。 マナからバシッと拒否と否定されたけど、もう一度くらい復活戦ありそうだしその時はユイコに引導渡されそう。 マナが馬鹿正直にユイコとのデートキャンセルしてセシルに会うことにしたのと上野パイセンに噛みつきまくってるのはダメだろそれはとなった。 マナはユイコがいないと・ユイコ関連ではダメダメになっちゃうのという表現なのかもだけどダブスタきつい。 相沢さんの「そんなヤベー女に自分とのデートキャンセルしてまで彼氏が会いに行くことを許可したオメーが1番やべえぞ」とユイコに思い切り指摘したとこに1番同意…!!となった。 - 2026年7月24日
メダリスト(15)つるまいかだ読んでる司先生の過去………どんな大人も昔は子供だったんだよなぁ……そして完璧な人間は、完璧な大人はいない。 司先生周りの大人達を「悪」と決め付けて糾弾するのも何か違うんだろうな。 加護さんがしっかり「大人」してて良かった。 しかし自身が大人と呼ばれる立場になっても、なったからこそ?物語の中の「精神的に頼れる大人」ってすごく魅力的だなと感じる。 加護さんだって完璧な大人ではないのだけど、司先生に「一緒に背負わせて欲しい」としっかり言ってくれるのがやっぱりすごく「大人」だなと感じた。 - 2026年7月21日
京橋骨董かげろう堂 (集英社オレンジ文庫)辻村七子,野白ぐり買った - 2026年7月15日
「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる(1)坂野杏梨,延野正行,芳橋アツシ読んだなろう典型ギャグとして気軽に読める一方で微妙に引っかかる表現も散見された。 ・タイトルもだけどネットミームの上辺だけ擦ってる感がある。 1発ネタだからなのか、「デスノート」をそのまんま全てパクって主人公の技の一つにしたのはライン越えだろと思った。 「デスノート」だからわかるよね?とばかりに説明も端折っている(蘇生術とされてるけど既に起きた他人の死に干渉するって魔術のレベルじゃないと思うが?)のも微妙だった。擦るなら丁寧にやってほしいし「大魔術を小技のように扱うつよつよ主人公」を語るとこなんだからそこは手抜きしないでくれ。 ・ロリが作者の性癖なんだろうか? ロリへのパッションは感じるがうまくキャラに落とし込めていないというか…巨乳のロリって何?「床上手の処女」と同じ文脈のロリが好きなんです??「ロリ」と「ロリ体型」は全然違うんですよ。どれなんですか。と詰めたくなった。 ・上記にも通じるけど「可哀想な過去」を付けておいて「それがキャラの性癖になってます」表現=過去の辛い記憶は完全に克服してますはギリギリアウトだと感じた。 元から性癖ヤバいキャラだったんだよwにしたいのかもしれないけど「可哀想な過去」として使うのに都合が良過ぎる。 - 2026年7月15日
エスプレッソ・コーラ 児童発達支援ももの木スクール 1ハシモト,ほっかむりゆり子読んだ - 2026年7月9日
兄だったモノ(10) (GANMA!)マツダミノル読んだ完結おめでとうございます! ハピエン! …ハピ……エン……?? 兄が悪霊になったことでガチで向き合ったきょうだい喧嘩や歪んだ恋の派手な痴話喧嘩が勃発、各々の過去との向き合い、チキチキ誰が一番ヤバいかな人間レース、ついでに異界に心中にとあっちにこっちに連れて行かれたり脱出したりを繰り返す結構アクティブなホラーでした。 兄じゃないと思ったけどやっぱり兄だったね。 蝉が咎めてようが3人が幸せそうでなによりだけどもう藤原さんに迷惑かけるなよ!! (新生?お兄ちゃんは藤原さんの霊感に引っかからないのか、そうさせるために片目失明させたのか。後者かな?) 外伝…兄が兄だったモノになるキッカケというか、余命宣告をされた自分がどうやったら聖とずっと一緒にいられるかのアイディアをゲットしたお話。 さつき@御前様、最終巻で一番お労しいキャラだったな……あれはしょうがないよ、道連れにしようとした相手(騎一郎)が悪すぎるよ… あと兄だったモノについてはっきりとは語られなかった設定を教えてくれるキャラでもあった。 さつき@御前様を徹底拒否と否定でボコボコにしながら相手に拒絶されると消えてしまうのかーそれは厄介だなと宣う騎一郎、怖いね。 自分が死んでそういう存在になることでずっと側にいることができても聖に心底から拒絶されたら消えてしまう。それは困る→この時点で聖の気持ち<自分が聖の側にいたい欲なんだなぁ 最後3人仲良く終わって良かった。良かったかな?良かったんだよ。 - 2026年7月2日
おじ転生〜悪役令嬢の加齢なる生活〜(1)相葉キョウコ読んでる - 2026年6月29日
- 2026年6月27日
目が背筋読み終わった読みやすい文体でサッと読めるミニ本。 視線の研究のとこが興味深かった。 (ヘッドセット高性能すぎない…?とちょっと思いつつ) おばあさんは1人で通りを「見てた」けど、その姿を多くの人間から「見られて」もいたんだなぁ。 他人からの認知によって自分の存在を定義するなら、認知する側が狂的な存在だった場合、認知された自分はどうなってしまうのか、という話なのだろうか。 見てるつもりがいつの間にか見られてて、お前もだ!という古典的なオチだけど現代ナイズされていておもしろかった。 登場人物の多くがそこそこ承認欲求が歪んでいてアングラチックな人たちなので現実侵食系としてはちょっと弱いかなと感じた。 口、目と来たし、こうなってくると次は「耳」だったりするんだろうか。 - 2026年6月19日
- 2026年6月7日
あかね噺 22末永裕樹,馬上鷹将読んだアニメ頑張ってくれ…!と思いつつ禄郎兄さんの表現見るとやはり表現難しいのか…!ともなる。 落語バトルだもんね…… 陰陽どちらでもない死神の姿を捉えたらしき朱音の演技気になる〜正明師匠が見たやつ普通に怖かったしこういうところにもやっぱり漫画の表現ならではを感じた。 - 2026年6月5日
悪役令嬢の矜持〜婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。〜(コミック)(4)ゆめ,メアリー=ドゥ,久賀フーナ,目玉焼き読んだ - 2026年5月26日
海が走るエンドロール 9たらちねジョン読んだ独特のテンポを最後まで貫いた漫画だった。 結局うみ子はどんな作品を作ったのかというのはボカされていて、ここはアニメ映画で補完するのかなと思ったが、できれば原作漫画でこそ読みたかった(読者の想像に委ねるのは上手いけど、最終回前に大コケしないための回避策とも感じた) ソラはもっと天才寄りの感覚持ちだと思ってたら割と俗っぽく数字やSNS人気という外堀を固めていくタイプだったのは少し意外。 センスがある、それを自覚している、けどそれを世間に証明するには…というソラの葛藤?が最終巻で明らかになって、個人的にここは歳が離れているうみ子よりもだいぶ生々しく感じた。 - 2026年5月23日
写らナイんです(8)コノシマ・ルカ読んだスイコンサマの話で「終わることを恐れるな」という先生からの言葉を受けてしっかり前向く黒桐くんのとこがちゃんと前の話(変な病院の医師)と繋がっていて良かった。 結局スイコンサマ自体の正体みたいなのはわからずだったので今後出てくるのかな? 立花と黒桐くんの和解?話もあったし青春してるな〜!と思える巻だった。 - 2026年4月30日
転生悪女の黒歴史 18冬夏アキハル読んだヨミ回。ヨミは実質ヒロイン。記憶もなくしてるし令嬢イベントをイアナ以上に熟している。 「ヨミはイアナにとっての悪役」というのはなるほど〜なった。 「黒歴史ノートのキャラクター」ではなくイアナ、ヨミという一己の人間と考えるとそうなるんだなぁ。 黒歴史ノート通りにしないと結局犠牲が増える、みたいな流れだったが、そう見せかけて己の良い様に横槍を入れてるのが教皇っぽい? オロチは反省してね! 一層シリアスになってきて若干息切れしてきてる。 ほぼ最強格になりつつあるコノハ(と初期ステが最強格のギノフォード)の怒りに触れてる状態で更に上掛けで強制婚約イベントを発生させようとしている教皇…これ、教皇に勝ち筋があまり見えないんだがどうするんだ…?
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