

すなまち
@suna_mathi
- 2025年7月10日読み終わった最終巻だけずっと読んでなかったので全巻読み返し。 こうやって好きな本を読み散らすことの尊さを噛み締めさせてくれた。そして昨今そこはかとなく感じがちな「知識/読書は役に立つものでなければいけない」という強迫観念を解き放ってくれる最終巻。 必要が出発点になってそれが興味関心に繋がる知もあるけど、気になるものごとを手当たり次第に貪る楽しさはまた格別で。子供の頃のそういう感覚を取り戻せたらなと思う今日この頃。 そしてむかし天文学者になろうかと思うくらい天文が好きだった時に感じた、夜空の果てしなさへのどきどきをちょっと思い出した。算数が好きじゃなくてすぐ思い直した夢だけど😇 まだうまく消化できないのはノヴァクさん。考えることをやめるな、という一種の戒めとも受け取れるけど、彼の中にも葛藤があって惰性や信仰よりも娘の気持ちに寄り添おうとする心があって、そんな一人の父親の物語としてつらすぎる。。娘のその後を知ることができて最後は救いがあったと言えるのかな…
- 2025年7月6日きのう何食べた?(24)よしながふみ読み終わった親のこと、自分の老後のこと、子どものこと、、考えざるを得ない巻だった。 しかし青天の霹靂を描かせたらよしながふみの右に出る人はいないんじゃなかろうか。いつもやられてしまうのよ、、
- 2025年7月4日子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本フィリッパ・ペリー,高山真由美読んでる
- 2025年7月1日子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本フィリッパ・ペリー,高山真由美読んでる
- 2025年6月28日
- 2025年6月9日
- 2025年6月8日
- 2025年6月8日
- 2025年6月5日
- 2025年6月3日
- 2025年6月2日
- 2025年6月2日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読み終わった『文字占い師』 重い読後感… ストーリーの重さはいったん置いておいて、慣れない土地で孤独な少女が友人と新たな視点を得る、決定的な出来事を経て少女が子どもから大人に一歩踏み出して終わる(希望溢れるシチュエーションではないけれど)など、構成やオチの付け方は良い意味で古風。思えば他の作品もそうかも。一種の児童文学のようなファンタジーを感じるところもあるな。 訳者あとがきによればこちらの短編集がファンタジィ編、第2集がSF編らしいので、そちらも読みたいな。
- 2025年6月1日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読んでる
- 2025年5月28日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読んでる『愛のアルゴリズム』 子供が産まれてから、この手の話がしんどくて仕方ない。。 どことなくテッド・チャンの『あなたの人生の物語』みたいな雰囲気だな、と思ったら実際テッド・チャンの影響を受けていたり、台詞がチャンの作品と呼応していたりするらしい。久々にチャンの短編集も読もうかな。
- 2025年5月27日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読んでる『心智五行』 すごく好きだった!遭難して「遅れた」文明に出会い、その文明の薬膳のような技術によって清潔すぎる「進んだ」文明の女性が「心」を得る話。 舞台設定も「自分とは何か」「心とはどこにあるのか」との問い掛けもTHE SFで大好きだし、腸内フローラが人格を左右するというアイディアも好き。 主人公の出した結論もよかった。結局ハッピーエンドが好きなんだ。 ___ どの話も資本主義社会における「弱者」への眼差しに基づいていて、静かに、でも確かに、理不尽を諦めない意志を感じる。卑屈にならず「正しさ、善良さ」を持ち続ける勇気をくれる。
- 2025年5月17日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読んでる
- 2025年5月8日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読んでる『結縄』 無自覚でリスペクトのない文化や技術の搾取、そして必要十分に成り立っていた小さな村が資本主義社会に組み込まれるさま…やるせない気持ちになると同時に、どこかで自分が同じような傲慢な振る舞いをしていないか、きちんと目を見開いていたい。
- 2025年5月7日環と周よしながふみ読み終わったよしながふみ先生は本当にすごい。人生何周目なのか、、 普遍的な感情やできごとを描いているのに、ひとつひとつのエピソードがぐんっと心に入り込んでくる。 そして描写の細やかさ…表情や体の動きやちょっとした一コマで、ああこの人はもう長くないんだろうなとか描かれていないこんなことがあったんだろうなとか、物語に奥行きを感じさせられる。 どの話も好きだけど、明治時代編と70年代編が特に良かったな。
- 2025年5月6日紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通読み始めた帯に電車で読まないでって書いてあるのに電車で表題作読んでまんまと泣いた。 成長した主人公にときおり寄り添ってくる紙の動物。何気ない一節から紙の動物たちが母親の愛の象徴であることが分かって、そこからはずっと喉の奥がぎゅっとなりながら読んだ。孝行したいときに親はなし…
- 2025年5月3日みかんとひよどり (角川文庫)近藤史恵読み終わったさわやかな読後感! 近藤史恵さんの、いかにもミステリー然としているわけではないのにミステリーの要素を心地よい噛みごたえで挟み込んでくるバランスがとても好き。 主人公が自分の身の置きどころを探したり自分のエゴと向き合おうとするところにも共感。おとなの青春小説だなあ。 あとジビエ好きなので、命を頂くことについて立ち止まって考えないといけないのだな、、と改めて。冷凍庫の鹿肉もありがたく大事に食べよう。 調理のヒントやアイディアももらえました🦌
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