大都会の愛し方

51件の記録
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月18日買ったかつて読んだまた読みたい数年前に図書館で借りて読んだけど映画化(邦題は『Love In The Big City』)と読書会のために購入。 基本的にどんな作品でも映画と原作は別物と考えているので、観る前に復習するつもりで。 映画になったのはこの本の中の「ジェヒ」の章で、小山内園子さんが『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』でとりあげていたので、そこもあわせて読み直したい。 6/13公開の映画も楽しみにしている。
- こばこ@chek_honda2025年5月10日6月の映画公開(邦題は Love In The Big City)に向けて再読を始める。 去年ソウルで映画を見たとき、小説の4章のうち1章目の「ジェヒ」に焦点を当てて描かれていたので、小説とはまた違う物語にとても惹かれた。そして日本語字幕で早く見たいと思っていたので公開を心待ちにしている。 私は恋愛や愛について深く考えたことがなく、あまり興味がないのだけれど、この小説を読むたびに、ロマンチックでも劇的でもない愛が確かに描かれていると思う。 毎日ぼんやりと過ごしている中で「執着が愛じゃないって言うなら、俺は誰かを愛したことなんて一度だってない。」という一文を思い出して何度も励まされる。 本文から、作者あとがき、オ・ヨンアさんの訳者あとがきまで、切実さと率直さが貫かれており、5年前の出版から推薦する人が絶えない理由がわかった。もっと早く読めばよかった!と1度目のみならず何度読んでもそのたびに思ってしまう。 出版時から時が流れ、社会も作家も変わっているだろう。 今のところの切なる願いは、パク・サンヨンさんの小説やエッセイが続々と翻訳されてほしいということであります。
- いくぽぽ@ikureadsbooks2025年5月6日読み終わった永遠を望んでいるのになぜこれほど刹那的なのだろう。絶対的に確信しているのに、諦めもあり、もがいているのにふとそのまま身を任せていく。私にとって全員魅力的だった。体温を感じて全員幸せであって欲しいと願った。
- ゆりな@yurinabc2025年3月9日かつて読んだ@ 自宅映画版の日本公開が決まり、しかも表題作ではなく大好きな巻頭の「ジェヒ」が題材で歓喜。 元はゆっきゅんのおすすめにて。初めて読んだ韓国小説。ゆっきゅんの歌詞や文章がよく「なんとかじゃん」なのがなんとなく分かった。 その後の「メバル」も胸がキュッとしたし、もっと著者の本が日本でも翻訳されますように。
- 水海@minamimag2025年3月5日読み終わった比喩表現が悪徳ながらも美しい。ここまでのキレとユーモアで悪口をいえる人間になりたいな。 作者の自伝のようでいて、すべての主人公が少しずつ異なっていて、彼であり彼ではないのが不思議。(でも人ってそうね) あとがきに「僕に、酒をおごり、こころよく自らの人生の一部を差し出し、時には大切な感情まで割いてくれたすれての人たちに、今は別れてしまったけど、かつて互いに精いっぱいだったその気持ちに、心からありがとうと伝えたい。」と綴っているのがすてき。