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やきもき
やきもき
@yakimoki
積んでるのにまた買うのですかあなたは。
  • 2026年8月7日
    スタンブール特急
    スタンブール特急
    イスタンブールへと向かう特急の中で繰り広げられる群衆劇。車窓のように流れていく数々のストーリー。それぞれの登場人物はどのような帰結を迎えるのかと読み進めた。1932年の作品なのでユダヤ人蔑視や同性愛者を小馬鹿にしたキャラクター造形など、現代の価値観に沿った場合許容できない部分もあるが(とはいえユダヤ人蔑視があるからこそのラストでもある)、一番言いたいのは一人だけこれでいいの?みたいな登場人物がいること。大体皆納得いくラストを迎えるなか一人負けすぎるというか、途中から出てきたアイツすらいい塩梅になってるのになんであなただけそんな…みたいな。無教養だから?無宗教だから?貧民だから?にしたって。 これでいいのかという気持ちになった。やるせない…。
  • 2026年8月6日
    イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)
    ユーモアと皮肉の利いたイギリス旅行記。1930年代に書かれたものだが、イギリス人の気風的なものは案外変わっていないかもしれない。 『今や、民族と民族との距離は、おそろしく遠い。われわれはみな、遠くなれば遠くなるほど、孤立する。もはやきみは、自分の家から決して足を引きずって外へ出ないほうがよいだろう。くぐり戸に錠をかけ、窓のシャッターをおろしたほうがよい』 冒頭の「あいさつ」なのだが、訳者あとがきによると、これは著者の絶筆なのだそう。これが書かれたのはナチスドイツの台頭する時代。2026年の現在、民族間の距離はますます遠くなっているように感じる。
  • 2026年7月23日
    〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)
    表紙のイメージだけで読むとびっくりしすぎるので注意がいると思う。 表題作で世界観を提示したあとに、続く少女庭国補遺で前進と後退と停滞の歴史が綴られていく。ドアを開けば存在する少女たちは力であり肉であり糞尿であり砂塵である。繰り返される興亡の末は本当の終わりなのか、新たな始まりなのか。
  • 2026年7月23日
    ようやくカレッジに行きまして (文春e-book)
    光浦さんのエッセイを読むと私も頑張らにゃというポジティブな感情と、でもやっぱり光浦さんだからやれたことだよ無理無理というネガティブな感情がせめぎ合ってしまう。相変わらずな日本に帰らずカナダで生活していてほしいけれど、永住権は厳しいんですね。年齢の壁はグローバル…。
  • 2026年7月22日
    小説トリッパー 2026年夏季号
    二礼樹「ウルトラマリン」 不可思議な依頼から始まる先のわからぬ展開。癖の強すぎる登場人物たち。さらには作品に溢れる色や香りに眩み惑う。しかし丁寧に道筋を立ててあるのと、後出しもなくフェアな提示をしているので混乱はない。 デビュー作、リストランテ・ヴァンピーリの登場人物は皆正しかった。敵側とされる人物や、ほんの僅かしか出てこないような人物にまで作者は愛情をかけていたのだろう。全てが己の正しさを信じ行動する。そこに作者の善性が感じられた。 今作ももちろんそれは変わらない。変わらないのだが、少し気にかかる人物がいる。その人物だけが愛情のない理不尽な存在に映った。それゆえに不気味な存在であった。 読み終わったあとに、改めてタイトルに感嘆する。素晴らしい。ウルトラマリン。まさにウルトラマリンだった。
  • 2026年7月21日
    夏帆―The Tale of KAHO―
    ユングの深層心理学の考え方をはっきりと打ち出しているなど感じた。他の作品も根底にあるものが多いけれど、これはかなり明確だ。主人公、母親、ありくい、シロアリの女王。作者の考える女性像を表したそれらは、きちんと役割通りに動いていた。もちろん男性も。 おそらく「善き物語」なのだろう。しかしそんな単純なものだろうか。果たしてジャガーは倒されるべき存在だったのか。シロアリの女王だけが嘘をついていたのか。外見が愛らしいものはそれだけで善なのか。名前もなく前期高齢者の年齢にすら達していない父親と母親のリアリティのなさは、主人公が困難を乗り越えるための舞台装置としての役割以外はなかったのだろうか。 この作品は明確だと前述したが、このように考え出したらきりがない。そういう意味では明確ではないし、明確であってほしくない。
  • 2026年6月13日
    居合わせた女
    居合わせた女
    古本や檸檬
  • 2026年6月13日
    バック・ファンショーの葬式 他13篇
    バック・ファンショーの葬式 他13篇
    古本や檸檬
  • 2026年5月6日
    伊丹十三の台所
    伊丹十三の台所
  • 2026年3月13日
    スロー・ルッキング
    スロー・ルッキング
    Distanceの記事(https://distance.media/article/20260114000577/)で紹介されていたのがかきっかけで読んでみた。 子どもたちへの実践が多いことから学校教育者にとっては非常に有用なテキストであるのはもちろんだが、そんなこととはまったく無縁な私にとっても示唆に富む内容だった。 効率の名の下に、とかくファスト・ルッキングが求められる現状だが、身近なところから立ち止まりゆっくりと「見る」そして「知る」ファストでは得られない行いだ。スローな見方で得られた知識から枝葉が伸びて新しい発見の花が咲く。常にとはいかないが、たまには立ち止まりゆっくりと見るクセをつけていきたい。
  • 2026年3月5日
    エリック・ホッファー自伝
    エリック・ホッファー自伝
  • 2026年2月6日
  • 2026年2月5日
    旅の終りは個室寝台車
    鉄道で何十時間もかけて日本を巡る。時間をかけることで旅情が生まれる。敢えて急がないことに憧れるが、実際は乗り換えダイヤにかなり急かされていた。だよね。
  • 2026年1月30日
    サン・ルイス・レイ橋 (岩波文庫 赤 324-1)
  • 2026年1月30日
    キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫)
    悲しみを乗り越えて次に進むために必要なことは、人との出会いと時間なのだなと。それは何歳になろうとも変わらないが、歳を経る度に人と出会いにくくなっていくから、悲しみが癒えるのがそのぶん遅くなっていくのかもしれない。などと考えながらお腹を鳴らしていた。お腹減った。
  • 2026年1月29日
    掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集 (講談社文庫)
    短編集ではあるが、著者の人生が織り込まれているので長編を読んだかのハイカロリー。作品の終わりが完結というより「続く」のような余韻がある。その余韻は、どうにもならないやるせなさや諦めのようなものも多い。陰鬱な読後感にならないのは、生きることに対する力強さが隠れているからかもしれない。どんな境遇だろうが、生きていかないといけないから。そこに私は惹かれた。
  • 2026年1月27日
    水脈を聴く男
    水脈を聴く男
  • 2026年1月27日
    偽妹【ぎまい】 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
  • 2026年1月27日
    橙書店にて
    橙書店にて
    2024/11月 橙書店 エピソードのひとつひとつ、その情景が浮かぶ。笑い声や花の香り、風の音。わりかし本を読むのは早い方だが、その浮かぶ様を楽しんでいたせいで時間がかかってしまった。いつか再訪できたときは、本の感想をするりと伝えたい。
  • 2026年1月23日
    黒牢城 (角川文庫)
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