

ラー
@zizi3
- 2025年6月30日
- 2025年6月19日フランケンシュタインメアリー・シェリー,芹澤恵読み終わった途切れることのない緊迫感に圧倒される。 既に、そして常に調和の中にある「アルプス」と、「善」「美」「知」に焦がれながら調和から外れていく「人間」との対比が印象的。
- 2025年6月17日フラッシュヴァージニア・ウルフ,出淵敬子読み終わった『ブラウニング夫人だったら目で見るところを、フラッシュは鼻で嗅ぐ。彼女なら書くところを、彼は鼻をクンクンいわせる。』 世界の認識のしかたが違う彼女と彼。 共に若い時また共に老いて後、じっと互いを見つめあう瞬間があるが、ウルフの素直で、ゆえに核心的な「その瞬間」の描写には、グッとくるものがある。 読んでよかった。
- 2025年6月12日
- 2025年6月11日黒き荒野の果てS・A・コスビー,加賀山卓朗読み終わった車が好きで、ジム・トンプスンが好きならイケるかも。でも全体のトーンは、ジムほどドライじゃなく、コーマック・マッカーシーぐらいウェット。 暇つぶしにいい感じ。
- 2025年6月10日ネイティヴ・サンリチャード・ライト,上岡伸雄読み終わったマルコムXは「400年もの間、白人は黒人の背中に30センチのナイフを突き刺したままだ。今、白人はそのナイフを少しずつ引き抜いている。半分くらいは出たかもしれない。それだけで黒人は感謝しなくてはいけないのか?白人がナイフをすべて抜いたとしても、傷が残ったままなのに」と自伝の中で述べている。 この本は、言うなればナイフが刺さったまま生きてきた男(黒人)が、じわじわとその刃先を沈め遂には我が身を貫通させる話し。
- 2025年4月2日
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日シンボル・イメージ小事典ジェイナ・ガライ,中村凪子買ったかつて読んだ犬が象徴するものが 「卑しく汚らしい」ものから「忠実と用心深さ」へと変わった理由は、人と犬の距離が縮まったから…らしい。 う〜ん、なんだかなぁ。 むか〜し暇つぶしにパラパラちょこちょこ読んでたけど、西洋的な(或いは宗教的な?ヒト中心的な?)ものの見方に違和感が… それなりにおもしろいんですけどね。
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日ネイティヴ・サンリチャード・ライト,上岡伸雄買った随分前からタイトルに魅かれていて、一昨年やっと購入。…だけど…入っていけなくて「多分今からちょっとは20世紀アメリカ文学最大の問題作っぽくなるんやろなぁ」と思いつつ、250ページあたりで閉じたきり。
- 2025年3月31日
- 2025年3月25日
- 2025年3月24日フランシスとたんじょうび新装版ラッセル・ホーバンかつて読んだフランシスが歌う歌が秀逸。チョムポが何かは絵から想像するしかないけど、とにかく美味しそう。 「ぜんぶ たべていいよ」って、 フランシス、かわいい。
- 2025年3月24日人体大全ビル・ブライソン,桐谷知未読み終わった「平均的な体格の男性なら、消化管の長さは9メートル、女性ならそれより少し短い…」って…それが体の中におさまってるわけ⁉️ なぜある匂いがある記憶と結びつくことがあるのか。嗅覚はほとんど未知の分野らしい。 とても楽しい一冊。 これから何度も読むことになると思う。
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