傷を愛せるか

73件の記録
Sanae@sanaemizushima2026年7月16日読み終わったとても読み心地の良い本だった。トラウマや DV被害についての著書が多い精神科医の宮地先生のエッセイ本。 さらりと大切なことをおっしゃるのが私には心地良かったのかなと思う。 「なにもできなくても、見ていなければならない。目を凝らして、一部始終を見届けなければいけない。)(p9) 「『エンパワメント』とは、その人が本来もっている力を思い出し、よみがえらせ、発揮することであって、だれかが外から力を与えることではない。けれども、忘れていた力を思い出し、自分をもう一度信じてみるためには、周囲の人々とのつながりが欠かせない。」(p45) 「実際の命綱やガードレールがどんなに頼りなくても、人はなにかが、もしくはだれかかが、自分の安全を守ろうとしてくれていると感じるときにのみ、人として生きられる。」(p51) 「日本にも強く波及しつつある、米国のネオリベラリズムが危険なのは、弱みにつけ込むことがビジネスの秘訣として称賛されることで、弱さをそのまま尊重する文化を壊してしまうからだとわたしは思う。そして医療をビジネスモデルで捉えるのが危険なのは、病いや傷を負った人の弱みにつけ込むことほど簡単なことはないからである。」(p104) 「記憶は当てにならず、認知は先入観に拘束され、思考は感情に左右され、行動には無駄が多い。ただ、だからこそ、機械にない複雑な思想や、深い洞察が人間から生まれるのだともいえる。」(p130) こういったことを医師の立場から述べてくださるのは心強く思う。 いつも以上に抜粋が多くなったけれど、共感するところの多い素敵な本だった。









Corps Revive@btbjpcp2026年3月4日読み終わったこの本は少なくとも、私の人生に影響を与えたのかも知れない。 知識人の眼差し。ベトナム戦争をどう捉えるか。 回りくどくなく、核心的にセンシティブな文章。 なんと言葉にすればいいのだろう?
よみ@lesen_buecher2026年2月18日読み終わった借りてきた手に入れたい傷にまつわるエッセイ。以前一度読み始めたものの、読む余裕がなくて完読できていなかったものを改めて読んだ。 「傷を愛せるか」という書名は書き下ろしの第三章から来ている。この文章を読めてよかったと思った。 胸のあたりに感じる、醜くみじめな気持ちにさせる私の傷も、そこにあることを認めて、癒していってもいいのかな、と思えた。 増補版もあるようなので、どこかの本屋で出会えたら購入したい。
しゅしゅ@hon_462026年1月20日読み終わった借りてきたなにもできなくても、見ているだけでいい レアンドロのプール(金沢の21世紀美術館) だれかが自分のために祈ってくれるということ 予言や約束はそうなるという保証はないが、それがあることで進める、挑戦できる 感情労働
たにこ@chico75_114272025年10月22日読み終わった@ カフェいろんな傷がありながら(視覚的にも、精神的にも)、恥じずに受け入れて傷と共に生き続けることを書かれたエッセイ。 心が暖かくなるエッセイでした。 Reads内で話題になってたので図書館で借りてみましたが読んでよかった。


Koh@tnsm02232025年7月6日読み終わった・何もできなくても、そこにいるだけでいいときがある ・誰かが祈ってくれることの幸せ ・vulnerability(ヴァルネラビリティ、脆さ)→つけ込まれやすさ、隙があること。弱さを弱さのままとして尊重する文化 ・「トラウマ研究はいつから、戦っても傷つかない人間をふやすための学問になったのだろう」 ・傷を愛せるか。傷とともにその後の人生を生き続けられるか。

🔖ぼう|読書記録@book_252025年6月22日読み終わった話題になっていることを知り、ずっと気になっていたので、図書館で借りてきました📚 ささくれだった心を、優しい波で平らにしてくれるような作品でした🤍 温かな作品ですが、鋭い視点やアンビバレントな 事柄を冷静に俯瞰・分析している文にハッとさせられました。 「傷のあわい」も読んでみたいです!




- not_six@not_six2025年6月6日また読みたいふと思い出した都写美で展示を見た後、一緒にいた人がミュージアムショップで何か買っていて、聞いてみたらこれの文庫版だった。 序章の、 子供が転んだ時に自分が親ならパニックになりそうなものを、その終始を見ていた。そういう冷静な視線を持っているから医者になったのかもしれない。というような内容に共感して読んでみようと思ったそう。 「私も、同じ視線を持っているから、写真をやってるのかもしれません。」と。 恵比寿を散歩して、10年ぶりぐらいに好きなカレー屋に行って、たくさんおしゃべりをした。おなかがいっぱいすぎたのと、最近夜風が気持ちよくて私はこの散歩の季節が移ろっていくのを惜しみ過ぎているので「一駅歩きませんか」を成功させ、渋谷まで歩いた。今の季節の花は、ドクダミ。枇杷の木とか、マイクラに出てくる花とか、絶対に噛む犬とか。 私も持っていたはずだよな、と思い出し、家に帰ってから棚から出した。ベッドサイドに積まれた。 写真を撮りましょう。と言う話をした。 私のことについて言われた言葉を思わずメモした。




橋本亮二@hashi_shi2025年3月15日かつて読んだ青山ブックセンター六本木店の閉店時、歴代スタッフによる選書棚から手にした。佇まい、タイトルに緊張しながら開いたが、一読からすっと言葉が入ってきた。文庫にもなった。表紙を見るたびにあの日のことを思い出す。







































































