あやかしの鼓
19件の記録
- おとのぎ@otonogi_Reads2026年9月21日としょかん気になる(2026.9)地元の本屋で面陳されていた。著作権が切れた有名どころの作家ってあちこちでアンソロジーが出てるし青空文庫でつまみ食いしてるから殆どの話は知ってるんだけど(ちくま文庫の全集も虫喰いで持ってる)、特に夢野久作はカバーが気合い入ってることが多くてついカバー買いしたくなるんだよねぇ。飾りもしないくせに。優先順位は低いんだけどずっとほしい物リストに居座るのよ……。 (2026.9.21, )
じょるじゅ。@kameupaupa2026年9月7日読み終わったもっともっと夢野久作作品を摂取したくなり、こちらも数日前から読み始めておりました。 なんだか読み終わるのが勿体無くて、少しずつ読み進めていたものの、結局引き込まれてしまい、あっという間に読了となりました。 探偵小説として最初に発表された「あやかしの鼓」から、「あやかしの鼓」を酷評していた江戸川乱歩が絶賛するまでになった「押絵の奇蹟」までの短・中篇を中心に収録されており、その怪異さもさることながら、全体的に人間の悍ましさ、冷酷さ、愚かさがより出ているように感じました。 本書収録作品での登場は少なかったのですが、夢野久作作品には現代でいうところの知的障害をもつ人たちが精神異常者と言われる立場として出てきます。が、実際にはその周囲を取り巻く「“普通の人間“と思い込んでいる健常者」の方が何倍も猟奇的で狂気に満ちている……という一種の皮肉を感じます(そこが好きなのですが)。 日本の探偵小説といえばお馴染み、江戸川乱歩も指摘しているように、最初のお話である「あやかしの鼓」は途中「ん?」となるところが正直ありました。そして、「これは探偵小説か?」という異論が出るのもまぁ致し方なしかな…という内容でしたが、個人的にはそのスピード感と艶かしさというか……主人公と一緒に目まぐるしく巻き込まれていく点も含めて好きな作品でした。個人的に能楽に興味があるので、随所に「おおっ!」となるところがあったのも大きいかもしれません。 そして、本書のラストを飾る「押絵の奇蹟」は、江戸川乱歩が絶賛するだけありまして、なんかもう胸がキュッとなるような……いっそ幽玄さを感じるお話でした。 ……ふと思ったのですが、押絵って今はどのくらいの知名度なんでしょうかね…?私は実家にたまたま立派な押絵羽子板があったのと、小学校でも簡単なものを作らされたのとで馴染みがあるのですが、今ってほとんど見かけないですもんね。 個人的に心に残ったのは、「空を飛ぶパラソル」ですかね。なんかもう…うん。とにかくいろんな人に読んでほしいと思いました。笑 対になっている『久の巻』も近いうちに読みたいと思います!本屋さんにこっちしかなかったんですよね…!
阿部義彦@xtc1961ymo2026年2月3日読み終わったデビュー作『あやかしの鼓』探偵小説としては破綻しているが因業奇談として既に久作印は深く刻まれています。『死後の恋』読むのは三度目くらいですが、矢張りこれは読む度に凄惨な場面に寒気を覚える傑作。『鉄槌』酷い親族に引き取られ、相場師としての才能を知らず知らずのうちに目覚めさせるが、その親代わりに付け込む、魅惑の女しかしてその正体とは?これと『一足お先に』が、この短編集の目玉で、良かった、こちらは変格推理とも呼べる。そして何より最後の『押絵の奇跡』とそれを評する江戸川乱歩の評を同時掲載する贅沢さよ!乱歩はデビュー作の『あやかしの鼓』に関してはあまり評価してなかったのも意外でした。素晴らしいアンソロジーでした、下巻も楽しみです。表紙のセンスも良し、流石ちくま文庫です。

うねうね@73uneune2026年1月4日読み終わった🥟🥟🥟🥟🥟 私は嬉しい。「あやかしの鼓」を表題とした中短篇集が出たから…… 夢Q作品の中で「あやかしの鼓」が1番好きです。特に妻木くんがモナカを食べるシーンが気持ち悪すぎて大好きです。この厚さで夢Qが読めることに感謝しかない。久の巻も早く読みたい。















