灰の劇場
18件の記録
N@r_is_for_read2026年2月10日読み終わったフィクションとノンフィクションって一緒に書けるんだ、という新たな発見。というか目から鱗。 『チョコレートコスモス』も舞台、演劇のおはなしだったけれど、これはまた趣向が違って面白かった。 ノンフィクション部分では、これ『常野物語』だ!とか、『ドミノ』!?とか、『ライオンハート』だ、と恩田陸作品の始まりを感じられて楽しい。




のぞみ堂@nozomi_books2026年1月29日買った読み始めた読んでる文藝に6年間連載していたもの。 フィクションとノンフィクションが交互に紡がれる珍しい形式。 文庫特別収録「灰の劇場0−+」あり。 読後に追記する。


- koji corner@kojicorner2026年1月22日最近の恩田作品に多い、小説とエッセイが一体となったみたいな本だった。好き嫌いは分かれそうだけど自分としては面白かったしすぐ読み終えてしまった。 ドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」の中に出てきたセリフで、 一人でも寂しくないしちゃんと生きていける、でも網戸が外れたりとかそういうちょっとしたことが年をとるにつれて少しずつ面倒になってきて、いつか耐えられなくなりそう(うろ覚えだけどだいたいこんな感じ) みたいなのがあったのを思い出した。方向性は少し違うかもだけどこの作品と同じようなことを言っているような気がする。

amy@note_15812025年3月9日かつて読んだ感想一緒に暮らしていた女性二人が橋から飛び降りて、自殺をしたという事件がずっと残っていた”私”がそのことを調べて小説にしていくというところから始まる、フィクションとノンフィクションパートが交互にくる構成の1冊 なんというか恩田陸さんのノンフィクション部分が、ある事件をもとにフィクションを制作するということでその女性二人の想像上の人生に呑み込まれそうな感じもあり、そのあたりの境目があやふやになりそうで、何度か今どのパート読んでるっけ?とページをめくりかえした その感じが自分もこの「灰の劇場」の世界に気がついたら呑まれている感じもして、今までにない読書体験だった また恩田陸さん自身もこの女性たちも40代のなかば~後半の女性ということから、その時代のジェンダーロールや、いわゆる氷河期世代のなかで生きていくこと、生きていたことの切実さは、おそらく私には体感できないことで、可能な限り想像をして、その過酷さに胸を痛めることしかできない また実際の事件をフィクションとすることの困難さやどうしても付随してくる罪深さ、創作そのものの業のようなものも、あの恩田陸が書いてくれているのはなんというか勇気づけられた。おもしろくて、私にとっては良い小説だった









