灰の劇場

灰の劇場
灰の劇場
恩田陸
河出書房新社
2024年2月6日
7件の記録
  • mai
    mai
    @miak831
    2025年4月15日
  • ふゆいち
    ふゆいち
    @huyuichi
    2025年3月30日
  • 紙魚
    @7362imwe
    2025年3月24日
  • ari
    ari
    @321134
    2025年3月10日
  • amy
    amy
    @note_1581
    2025年3月9日
    一緒に暮らしていた女性二人が橋から飛び降りて、自殺をしたという事件がずっと残っていた”私”がそのことを調べて小説にしていくというところから始まる、フィクションとノンフィクションパートが交互にくる構成の1冊 なんというか恩田陸さんのノンフィクション部分が、ある事件をもとにフィクションを制作するということでその女性二人の想像上の人生に呑み込まれそうな感じもあり、そのあたりの境目があやふやになりそうで、何度か今どのパート読んでるっけ?とページをめくりかえした その感じが自分もこの「灰の劇場」の世界に気がついたら呑まれている感じもして、今までにない読書体験だった また恩田陸さん自身もこの女性たちも40代のなかば~後半の女性ということから、その時代のジェンダーロールや、いわゆる氷河期世代のなかで生きていくこと、生きていたことの切実さは、おそらく私には体感できないことで、可能な限り想像をして、その過酷さに胸を痛めることしかできない また実際の事件をフィクションとすることの困難さやどうしても付随してくる罪深さ、創作そのものの業のようなものも、あの恩田陸が書いてくれているのはなんというか勇気づけられた。おもしろくて、私にとっては良い小説だった
  • ほんの時間
    ほんの時間
    @megumi
    2025年3月5日
  • まろのふ
    まろのふ
    @takumarovski
    2024年10月14日
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