絵本は児童書ではなく、「子供も読める本」。 この絵本は、そういう五味さんの思いが特に強く出ている気がします。 「ぼくは ふね」 小さな子どもは、物語として楽しむだろうか。 もう少し大きくなった子どもは、ふねを自分に重ねて読むかもしれない。 悩み多き年頃の子どもには、心に響くかもしれない。 そして大人は、いつのまにか縛られていた固定概念に気づくかもしれない。 読む側の年齢に応じた、感じ方や味わい方ができる絵本です。

第30回「日本絵本賞」大賞受賞作！大人からすると少し突拍子もない！と思ってしまう展開ではありますが、作者の思いは分かります。つまらない大人でスミマセン🙇

友人へのプレゼントを探してた時に見つけて良いなーと思った絵本。その時選んだのは谷川俊太郎さんと元永定正さんの"もこもこもこ" 絵本も、見ると自分用に欲しくなっちゃって本棚がいくらあっても(そんなにないけど)足りない。 絵本といえば、かつてヨック・ノードストリュームさんの絵本を本屋で見かけてたのに買わなかったの後悔してる。

子供によみきかせたら良過ぎて震えてしまった。 絵と文の世界観・テンポ感・盛りが上がりがすごい。巨匠が長年積み上げてきた力を感じた。