「自分がみじめにならないこと、自分自身を極められることを選ぶのが、なによりも大切なのではないかと思う。」p.210 今の私にとても刺さる一文。 自分自身を極める －これから意識してみたい。

人間の残酷さに触れて胸が痛い。 現実でも似たようなことは日常的に行われているんだと思うと、とてもとても苦しい。

まちの人のなやみをチョイザイはふわふわでやさしい きり に変えてくれる。 なやみは本当に尽きないから、私のなやみもチョイザイがきりに変えてくれたらいいな。

生まれて、亡(無)くなって、また生まれて。 誰かを愛するということもまた同じように巡っていく。 柔らかくて優しい言葉たちに心が解けていった。 大好きな一冊に。

人には容易く言えないコンプレックス、悩み、過去を抱えた高校生3人のお話。 お互いがお互いに感化されて、今までではできなかった「一歩」を踏み出す場面に感動。 好きな人への気持ち、家族への気持ち、友達や周りの人への気持ち。 どれも複雑で難しい。 それでも一歩踏み出して正直に伝えた先の爽やかさ、柔らかさ。 YA世代に読んでもらいたい。

深い深い海の底で、生き物たちはこうして生命を紡いでいくんだと知ることができた。 大人でも楽しめる、学び多い絵本。 深海の色と生き物たちの色の対比がまた素敵だった。 手元に置いておきたい一冊…！

月毎にページの色が異なっているのが素敵。 個人的に大切にしている日のページを開いて読んでみた。 またじっくり楽しみたい。

東海林さだおさんの、都合の悪い読者をあっちにやる感じ、好き。 職場でよく目にする角田光代さん。もどかしいほどにありつけない卵サンド。くすくす笑ってしまうほどありつけない。私も「ほんものの」卵サンドを食べてみたくなった。 「卵焼きキムパフには女の人生も巻かれているのです。」p.45 「温泉玉子は、温泉を食べる料理なのだ。」p.104

閉店してしまう文禄堂にて、くどうれいんさんのサイン本が1冊だけあり即手元に迎えたのでした