武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別

11件の記録
- yomitaos@chsy71882025年6月10日読み終わった@ 自宅人権侵害先進国・日本。 なぜか民主制が根付いた進歩的な国と思われがちなこの国が、どれだけ国連からの勧告を無視し続けている非民主国家なのか、この本でイヤになるほど分からされる。 日本人は人権を、たんなる「思いやり」とか「優しさ」程度にしか思っていないのではとの記載がある。これは本当にそうだという実感がある。 思いやりも優しさも、前提として強者が弱者におこなうことだ。弱者が可哀想な存在である限りは優しく思いやるが、権利を主張し始めると煙たがったり、その対象ではないと切り捨てたりもできる。 日本人は思いやりがあるとか、優しいと評されるのを間に受けてはいけない。あなたって身内贔屓ですよねと言われていると思った方がいいくらいだ。 道徳とかいう気持ち悪い教科で悪しき日本人像を学ばせるのではなく、この本を必須にして国際人権意識を早く身につけさせたほうがよいと心底思う。
- めりっさ@mel_reads2025年3月21日まだ読んでる本書にて言及されているクリティカル・フレンドという概念が印象に残っている。 私の理解はこんな感じ: 建設的な批判を提言する人・団体であり、あなたの助けになろうとするメンターやアドバイザーとも言える。クリティックのように、あなたの粗探しをして議論に勝つことを目的とない。 日本語での説明は著者の藤田さんが受けたmi-molletのインタビューがある。
- 萌生@moet-17152025年3月17日読みたい仕事に関係する研修動画で人権についてはやったけど、この本の概要を読んでもっとしっかりと学ぶ必要があると思った。国の上に立つ人たちほど人権について学んでほしいし、敏感になってほしいよね…。
- めりっさ@mel_reads2025年3月17日読んでる政府の方針と異なる思想の持ち主であるからと、堂々とグリーンカード保持者を逮捕・勾留する事件が起きてしまった。人権とは何ぞや?を自分の言葉で説明するために読み返してる。