咒(まじない)の脳科学 (講談社+α新書)

7件の記録
- +oRu@tn022025年7月15日読み終わった咒(言語や言葉の力)が言語の海の中で生きる私たちにどのような影響を与えるのか、脳科学の視点から書かれた本。 私たちは、自らの口にする言葉を理解していない。(意味理解と音声言語を発する脳機能部位が異なっているため。) だからこそ、願意を音声として口にすることは、願望の実現に向けた第一歩となる。 男性は、1日7000語口にする。女性は、2万語以上 1日に35000回の意思決定 誹謗中傷で人は死ぬ。「ノーシーボ効果」 (プラシーボ効果の逆) 脳は苦痛より快楽に弱い。(節約遺伝子) 人間の子供やチンパンジーにも生じる制裁願望 (罰の執行がみたい。) 願いが叶うのは、他人への不言実行(目標を人前で言うことが、代償行為となり満足してしまう。)
- 読書日和@miou-books2025年4月25日読み終わった読みやすくて分かりやすかった。 ・願いを言葉として声に出す意味 ・発した言葉が無意識のレイヤーに影響する ・空気がルールの「コンプライアンス中毒」 ・周期的に起きる不倫バッシング ・願いがかなうのは有言実行か不言実行か モヤモヤしていたことをここまで言語化してくれて、スッキリ。美しい言葉を選んで使おう、と思う。 ネタバレかもですが。 終章にあった、 潜在的な願いは形になりにくく、自覚もしにくい。そのレイヤーまでそのとおりになるのだとしたら、その言語化されない部分にどうにかして働きかけ、それをかたちにしていく技術かわであるといえるだろう。 最初に出てきた願いを言葉として声に出す意味、あたりで焦るけれど、最後まで読み通してみるとできることが少し見えてくる、ような。
- 𝕂𝕖𝕚@s4t02h12025年3月10日買った@ カフェ私たち人間の社会は咒(まじない)でできていると言って過言ではないのです。 なぜなら言葉が、意識的と無意識的とにかかわらず人間の行動パターンを大きく変えてしまう力があるから。 人間関係や仕事、人生の幸不幸も、あなたを取り巻く社会の空気さえ…