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幸緒
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@kons_0320
ゆきお 読書記録
  • 2025年7月2日
    年年歳歳
    年年歳歳
    遠景に歴史や社会があり、その近景にひとびとが生きている、というわけではなくて、ひとびとのなかに歴史も社会もおり込まれているのだ、と読後おもった。ファン・ジョンウンのほかの作品も読みたい
  • 2025年7月1日
    そもそも交換日記
    そもそも交換日記
    読みはじめたころはよく似たお二人だな、とおもっていたのに、日記が続いていくにつれお二方の違うところがくっきりと見てとれて、その過程がおもしろかった! 自己の特性に気づくためには、他者の存在が不可欠なのかも
  • 2025年6月29日
    声影記
    声影記
    読み終へし手紙ふたたび畳む夜ひとの折りたる折り目のままに/Ⅰ「鳥の影」 木犀のこぼれやまざる地上にて生ける軀を置く秤あり/Ⅱ「鉄扉」 「畳む」と「折り(たる)」の差異、「生ける軀を置く秤」という表現の神秘性。多く感動のある歌集だけれど、詠んでいるこのひとは歌のなかで感動に酔っておらず、一貫して冷徹なまなざしがある
  • 2025年6月23日
    さみしい夜にはペンを持て
    わたしも日記をつけているがいつからか漫然と書くようになってしまって、だから本書の内容は一つひとつが刺激的だった! なぜ書くか、どう書くか、書く先に何が待っているのか……。これも友人がおすすめしてくれた一冊
  • 2025年6月23日
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
    前作を読んで本作も。8章がいちばん印象的だった。「社会を信じる」ための処方箋は子どもにも大人にもなかなか見つけられない。たしかに陳腐だけれど、考え続けることだけがその処方箋たり得るとおもう
  • 2025年6月12日
    さみしい夜のページをめくれ
    友人におすすめしてもらった一冊。初っ端から、長田弘だ! と興奮しながら読んでいったのだけど、こんなふうに引用されていくと終盤かなりグッとくるものがあった……。何度でも立ち戻りたい「読書」の入口の良書!
  • 2025年5月27日
    ぜんぶ本の話
    ぜんぶ本の話
    文学者の父と、声優・作家の娘による「ぜんぶ本の話」の対談集。こういう本は読みたいものが無限に増えるからあぶない。あぶないけれどそこがたのしくて読んでしまう。とりあえず積んである呉明益『歩道橋の魔術師』から手を出そうかな
  • 2025年5月27日
    わたしを離さないで
    わたしを離さないで
    すごい読書体験をした……。さいしょからずっと避けがたい「予感」があり、その予感のなか読み進めなくてはならない。予感の行きつく先はあっけないほど自明で、寂寞としている。残酷な静けさに読後立ち竦んだ
  • 2025年5月25日
    ジジイの片づけ
    ジジイの片づけ
    読んだら沢野ひとしがすき(だろう)父にあげようかなとか考えていたのだけど、一読して、これは片づけられないわたしのためのバイブルだ、手元に持っておく……! とつよく思い直した。潔く、小気味よく、ユーモアあふれる片づけエッセイ
  • 2025年5月22日
    物語のなかとそと
    エッセイと掌編小説が入り混じった散文集。プロローグのような「無題」、「読書ノート」「奇妙な場所」「彼女はいま全力で」がとくに印象ぶかかった。触発されてヒメネス『プラテーロとわたし』を読もうとおもう
  • 2025年5月21日
    ある日のメニュー ──絵のあるレシピ (ちくま文庫)
    堀井さんの著書を集めている。本書はレシピに絵や短文が添えられて、写真のページが挟まっていたり、ぜいたくな造りだけでうれしくなってくる。でも眺めているだけじゃなくて、出てきた「トマトきしめん」作ってみようかな ※わたしが読んだのは「文化出版局」発行のハードカバーのもの
  • 2025年5月15日
    サーミランドの宮沢賢治
    サーミランドの宮沢賢治
  • 2025年5月15日
    オオカミがとぶひ
    オオカミがとぶひ
    「よるを つれてきたのは……」のページがとくにすき。時間の流れのあるおはなしだからさいしょから読むのもいいし、すきなページを思うさま眺めているのもいい。絵本というものはよい意味で読了できなくてそこにいつも惹かれる
  • 2025年5月15日
    すてきな退屈日和
    ずっと気になっていた漫画。校正者、書店員のWワークをしつつ一人で暮らす夏子さんの、なんでもないのにちょっとクスッとする、愛すべき日々が描かれている。巻末に「登場した書籍一覧」があるのもうれしい
  • 2025年5月10日
    兄の終い
    兄の終い
    駆け抜けるように読んでしまった。急死してしまった、疎遠な兄を「終」うための五日間の記録。「再起をかけていた」(「DAY ONE」)の履歴書を読んで、わたしも堪らなくなった。愛憎というだけでは説明がつかない、家族という奇妙なもの!
  • 2025年5月9日
    本なら売るほど 2
    2巻もよりおもしろかった……! 買うまえから気にしていたのだけど、表紙で拭かれている?本はレイ・ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』(晶文社)よね……? 古本屋さんで買って積んであるからこれを機に読む!
  • 2025年5月9日
    自分の感受性くらい
    詩歌の「韻律がよい」という概念がわからないのだが、茨木のり子のこのリズミカルな読みやすさは「韻律がよい」といってしまっていいのかな。黙読しながら、声に出したくなってきた。再度 音読しよう
  • 2025年5月7日
    スバらしきバス
    乗り物としてバスはすきなほうだけれど、この方の熱意と執着(といってしまっていい気がする)には負ける……! と唸ったバスのエッセイ。書かれた当時とはコースが変わっているらしいが、手始めに「あかいくつ」にわたしも乗りたい
  • 2025年5月3日
    夕凪の街 桜の国 (ゼノンコミックス)
    同じく再読。広島平和記念資料館で買ったのだった。「夕凪の街」のモノローグがいつ読んでも突き刺さる。このモノローグの先にわたし(達)は立っていて、そして何をしているのだろうか 「このお話はまだ終わりません」(「夕凪の街」より)
  • 2025年5月3日
    この世界の片隅に(下)
    こうの史代展を見にいくので再読。とにかく細部、細部、細部……。戦時下の日常のどんな細やかなことも隙なく描かれている点に読むたび圧倒される。戦争の被害も、そして加害も、それら細部が密に絡まり編みあげられている
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