存在論入門
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octo@mothmanoir2026年4月11日読み終わった@ カフェベルクソンから始まり、ハイデガーと西田幾多郎の存在論(途中でレヴィナスを挟む)や、ライプニッツのモナド論、ホワイトヘッドの「活動的存在」、ドゥルーズの差異の存在論を経由し、九鬼修造の偶然性の存在論に至る、哲学エッセイ。 「存在論」という切り口で様々な哲学者の思想に触れられるところが嬉しい。軽妙洒脱な文体も相まって全体的にかなりわかりやすい文章(「入門」の名に恥じない)。特にライプニッツとホワイトヘッドについての解説のわかりやすさはすごい。この本の影響で『西田幾多郎講演集』を買ってしまった。- 糸太@itota-tboyt52026年4月6日読み終わった言葉だけは知っている、という類の哲学用語をやさしく噛み砕いて教えてくれる。これぞ入門書と言える好著。 いいなと思うのは、なんとなく分かったような気にさせつつも、頭の中に適度な疑問符を植え付けていくこと。難解な思考を丁寧に解きほぐしつつ、その表面を見通しやすくするだけでなく、深淵を覗き込める入口に立たせてくれる。読み終わった勢いそのまま、手当たり次第に門を開きたくなってしまう。 西田哲学については、いろんな所で引用されているけれど、なんとなくの雰囲気で読み飛ばしていた。今回読んでいて特に思い出したのは、藤田一照さんの坐禅の話(ただの勘違いかもしれないが)。せっかく「絶対矛盾的自己同一」にすこしだけ近づけたこのタイミングで、読み返したくなったけれど、どの本のどんな箇所だったっけか。




