浸る
@rattatatatat
- 2026年7月4日
情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論リサ・フェルドマン・バレット,高橋洋読みたい - 2026年6月29日
- 2026年6月29日
- 2026年6月28日
リック・ルービンの創作術リック・ルービン,ニール・ストラウス,浅尾敦則読了面白かった。というか、元気になる。気が向いたときにパラパラとめくったところを読むのもいい。 音楽プロデューサーなのでミュージシャンに向けて書いてある部分もあるが、誰にでも応用できる。誰もがみんなクリエイターなのだ。 「あなたの人生はあなたの下した選択の積み重ねで出来上がっている。人生そのものがひとつの自己表現になっている。クリエイティブな宇宙の中であなたはひとつの創造物として存在している。あなた自身が立派なアート作品なのだ。」 - 2026年6月26日
遊ぶことと現実D.W.ウィニコット,橋本雅雄気になる - 2026年6月25日
- 2026年6月23日
- 2026年6月20日
傷の声齋藤塔子読了2024年5月8日、妻・塔子はこの世を去りました。 と作者の夫による文章からこの本は始まる。 そして、《家族への手紙》この本を手に取ってしまった家族へ、と題して作者が自分の家族に向け、この本は一生読まないでください。あなたが少なからず傷つくからと綴られる。 この本は過酷な環境で育った作者が、傷を負った当事者として、また1人の看護師として、真摯に傷に向き合った魂の記録だ。 彼女を書くことに向かわせたのは、強制入院させられて、「判断能力のない病者」として身体拘束を受けた屈辱の原体験だった。 その体験がきっかけとなり、なぜこうなるに至ったかという、過去の壮絶な家族の物語が始まる。 ─私が大事にしてほしかったことは、自分なりの物語を持った人間として認識してもらうこと、その物語について通じ合う言葉で誰かと話し合うことだった。─ 印象的だったのは、兄との対話のシーンだ。 支配的で恐ろしかった父と、その父に逆らえず不安定な母。そんな家庭環境で同じ空気を吸って育ったはずの兄と、感じていた父像・母像が微妙に違ったのだ。 ある時から「他者と境界線を引くこと」を身につけたという兄から、家族のことに関して、塔子は気にし過ぎなんじゃないかと言われ、後にこう書いている。 ─私は他者と溶け合ってしまうことが多い。それは喜びであることもあれば、重荷であることもある。私の原家族のようにならないためには境界線を意識するのは大切だと思う。けれど、時に境界を侵犯し合ってしまうのが人間関係の本質であり、それによって、深い慈しみも深い憎しみもガラガラポンで出てくるような気がするのだ。だからやはり境界線を引くならば実線ではなく点線でよい、と私は思う。─ - 2026年6月19日
「週4時間」だけ働く。ティモシー・フェリス,田中じゅん,田中淳気になる - 2026年6月19日
西洋音楽史岡田暁生気になる - 2026年6月17日
つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界マキエマキ,岩本薫,つげ義春読了つげ義春はなぜ時代に取り残されたようなひなびた湯治場や温泉地を巡り、その前近代的な景色を写真やペン画にして残したのか。 そこには彼の蒸発願望があった。つげ義春には、「奇跡の2年間」と呼ばれる、名作が次々と生み出された期間がある。その「奇跡の2年間」は彼の蒸発の決行によって唐突に幕を閉じてしまう。 この本では、そのつげ義春の世捨て願望がどのように醸成され、実行されるに至ったか、またその顛末について考察している。 興味深いのは、彼が蒸発を決行した1968年ごろ「蒸発」がある意味社会現象でもあったということ。空前絶後の高度成長期であった日本の裏面には、そんなモーレツなムードから離脱する者もまた多くいたのだ。 - 2026年6月15日
つげ義春を旅する高野慎三読了本文より 「すべての”責任”はつげ義春のおだやかな語り口にある。そのおだやかさは、ソフトなどという感触とはまったく異質のものだ 。湯治場について、旧宿場について、山かげの山村について語りだした瞬間から、旅のドラマが、風景としてのドラマが開始される。べつに、美辞麗句を重ね、形容豊かに、オーバー気味に語ることをけっしてしない。農山村のありふれた情景を、余計なことばを排して的確に伝えようとするだけだ。」 個人的には、この本には「ガロ」の編集者である作者が、つげ義春本人から聞いた、構想だけで発表されなかった幻のマンガのストーリーについても書かれてあって激しく興奮した。以下 「万力のある家」 簡潔にストーリーを紹介したい。男がなんのあてもなく雑木林の中を歩いていると、目の前の大木に縄が下がっていた。誰かが自殺しようとしたのかもしれないな、と思うていどで男は通り過ぎていく。やがて、雑木林の中に小さな小屋を見つける。戸を開けて中に入ると作業机の上に万力がくくられてあり、その万力にはまだ生温かい金魚が挟まれていた。男は、その万力に手をかける、というところで話は終わる。 おまけ 大塚駅南口の駅前のマーケットの中にはかつて芝居小屋があったらしい。 - 2026年6月15日
- 2026年6月15日
新版 貧困旅行記(新潮文庫)つげ義春全てを捨て、自分のマンガのファンであると言う九州の女のもとに向かう蒸発旅日記から始まる。 人気の観光地には目もくれず、ひたすら侘しいボロ宿を目指す。 つげ義春による写真がまた素晴らしい。今は失われた昭和40年代の地方の温泉宿や街道の風景。 以下本文「旅年譜」より 1967年(昭和42)年 10月〈東北〉 古い旅の本で東北地方の湯治場の写真を見て、あまりに惨めで貧しそうで衝撃を受ける。自分の奥の何かが揺さぶられたような胸騒ぎを覚え、じっとしておれない気持ちで出かけた。 八幡平の蒸ノ湯(ふけのゆ)で馬小屋のように見すぼらしい宿屋に泊まり、乞食の境涯に落ちぶれたような、世の中から見捨てられたような気持ちになり、奥深い安心感を覚えた。 - 2026年6月12日
弱さの倫理学宮坂道夫読みたい - 2026年6月10日
習慣と脳の科学ラッセル・A・ポルドラック,児島修,神谷之康読みたい - 2026年6月6日
鬼面石/一刀両断つげ義春読了 - 2026年6月6日
じゅうぶん豊かで、貧しい社会ロバート・スキデルスキー,エドワード・スキデルスキー,村井章子気になる - 2026年6月6日
奪われた集中力ヨハン・ハリ,福井昌子読了個人的には「事前コミットメント」(将来の自分が誘惑や衝動に負けないように、あらかじめ行動を縛る仕組みを作ったり、宣言をすること)、「マインド・ワンダリング」(心をさまよわせる、ぼんやり考えごとをする)の二つ言葉をこの本で知れたのが良かった。 集中力を奪う、ソーシャルメディア全盛の時代に、個人が抗うための具体的な手段として、この二つを使うということ。良い習慣を身につけ日々実践するだけでなく、心に余白を作ってボーっとすること(マインド・ワンダリング)。むしろ余白を作るために良い習慣が必要なのかもしれない。 『テクノ封建制』を読んでから『奪われた集中力』を読んだのだが、巨大テック企業には怒りを感じる。これらの企業、というかトップの人たちに必要なのは倫理観では?ということで次は『倫理的野心を持て』を読んでみたい - 2026年6月3日
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