プー横丁にたった家
10件の記録
ユメ@yumeticmode2025年12月30日読み終わった感想再読はねっかえりのトラーが木から降りられなくなった話や、プーたちが橋の上から棒投げをして遊ぶ話、強風でフクロの家が吹き倒されてしまった話など、ひとつひとつのエピソードには確かに昔楽しく読んでいた記憶がある。 それなのに、なぜか最終話「クリストファー・ロビンとプーが、魔法の丘に出かけ、ふたりは、いまもそこにおります」に関してだけはすっぽりと記憶が抜け落ちており、こんな終わり方だったのかと衝撃を受けた。あるいは、幼少期の私には、まだこの最終話の切なさが理解できなかったのかもしれない。学校に通い始めたクリストファー・ロビンの世界から徐々にプーたちと遊ぶ時間が失われてゆくのは、とてもリアルな子どもの在り方だが、そこをふわりと魔法でくるんで描いているのが、作者A.A.ミルンの優しさなのかもしれないと思った。
三本川@3bongawa_books2025年3月5日読み終わったクマのプーさんのシリーズ2作目。 「なにもしない」でいられた子供時代の時間がいかに貴かったことか。 胸に響く大事なセリフがいくつもあり、どれもひらがなで柔らかく表現されていて、素朴な優しさが感じられます。 好きなセリフのひとつ。 「なんでもないんだ。(……)ただ、きみがそばにいることが、わかってればいいんだ」 (p.187 プーに対するコブタのセリフ) 挿絵も素晴らしいです。キャラクターはかわいいし自然は豊か。クリストファー・ロビンが年齢的な幼さに比して、姿勢や表情の堂々とした頼れる存在として描かれているよう私には見えました。 ページをめくると見開きの大きい挿絵があって、ぞわっとした感覚をおぼえました。











