若き詩人への手紙・若き女性への手紙
15件の記録
たまのきゅうか@yutomsm2025年11月28日p.50〈愛することもまたいいことです。なぜなら愛は困難だからです。(中略)学習期はしかし常に長い、閉じ込められた時期であります。だから愛することも、まだまだ久しいあいだ、人生の奥深くに達するまでーー愛をなす人間にとって、孤独を、一層高度の、一層深化された孤独を意味します。(中略)愛することは個々の人間にとって、自ら成熟すること、自らの内部で何ものかになること、世界になること、相手のために自ら世界となることへの崇高な機因であり、それぞれの人間に対する一つの大きな法外な要求であり、彼を選び取り広大なものへと招くある物です。〉 孤独と愛。 このあとでリルケは、女性は身体的な負担が社会的にもかかることから人間的な成熟が男性よりも深い可能性について語っている。男性対女性の関係ではなく人間対人間として愛せよと言っている。
たまのきゅうか@yutomsm2025年11月18日p.38-39〈実に実に正気に満ちた水が、古代の水道を伝って大都市の中に流れ入り、数々の広場の石の白い皿の上に踊り、ひろびろとした大きな水盤の中に拡がり、昼はさやさやと鳴り、夜はそのざわめきを高めるのですが、ここの夜は大きく、星々に満ち、風にやわらかです。それにまたここには庭園があります、忘れることのできない並木道や石段があります。ミケランジェロの考案になる石段、辷り落ちて行く水に型どって、ーーひろびろと傾きながら一段は一段と、波から波が生れるように造られた階段があります〉 リルケのローマ描写。
たまのきゅうか@yutomsm2025年11月14日@ 自宅リルケはイロニーを避けるようにと言う。他者を風刺すること、真実を隠してわざと違うことを言うこと。それは自分の中の真の感情的体験の表現を弱らせてしまうのだと思う。
たまのきゅうか@yutomsm2025年11月13日p.15「自らの打ちへおはいりなさい。あなたが書かずにいられない根拠を探ってください。」 p.15-16「あなたの生涯は、どんなに無関係に無意味に見える寸秒に至るまで、すべてこの衝迫の表徴となり証明とならなければなりません。それから今度は自然に近づいて下さい。それから人類の最初の人間であるかのように、あなたが見、体験し、愛し、失う物を言うように努めてごらんなさい。(…)だから一般的なモチーフを避けて、あなた御自身の日常があなたに提供するモチーフへとのがれて下さい。あなたの悲しみや願いや、過ぎ行く思いや、何か一つの美に対する信仰などをえがいて下さい」 普通に実践的なアドバイスだ。









