隣りの女新装版

隣りの女新装版
隣りの女新装版
向田邦子
文藝春秋
2010年11月10日
4件の記録
  • 読書猫
    読書猫
    @bookcat
    2025年8月31日
    (本文抜粋) “「上野。尾久。赤羽。浦和。大宮。宮原。上尾。桶川。北本。鴻巣。吹上」 男の声は低いが響きのいい声である。ひとつひとつの駅名を、まるで詩でもよむように言ってゆく。夢ではない。声は明らかに、壁の向うから、隣りの部屋から聞こえてくる。” (「隣りの女」より) “桃子は、勤めから帰ってアパートの窓が見えてくると、自分たちの部屋だけ明りが暗いように見えた。ドアの前で大きく深呼吸をして、 「ただいまァ」 勢いよくなかへ入った。” (「胡桃の部屋」より) ”昨日から日記は白紙である。一番の真実は、本当のことは書けないということがよく判った。“ (「下駄」より)
  • 5編からなる短編集 短編とは思えない読み応え でも決して重くなく軽くなく... 本当に上手いなぁ
  • えだ
    えだ
    @rh7
    2025年3月14日
  • らこ
    らこ
    @rakosuki
    2011年1月1日
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