さいはての島へ
さいはての島へ
ゲイル・ギャラティ
アーシュラ・K.ル=グウィン
アーシュラ・K.ル=グウィン
Ursula K.Le Guin
清水真砂子
岩波書店
2009年2月17日
20件の記録
碧衣@aoi-honmimi2026年2月9日読み終わった平和と統治を司る腕環が王の塔に戻り、十数年は平和だった世界に異変が起き出している。その報せを寄越した王子と共に大賢人となったゲドは世界の変調の原因を探す旅に出る。 800年空白の玉座、魔法をかけなくなったまじない師、死んだように生きる人々、島の腐敗と薬物汚染、魔法の根幹、そして魔法と人々の信頼を揺るがす事態は何者かが均衡を狂わそうとしているとゲドは考える。 人々が持つ本能的な死への恐怖。それをどう捉えるか。ただただ恐れ、思考を放棄するのか、または恐れそのものを受け入れ限りある生を全うするか、それとも死を征服し亡者の王となるのか。この物語をどう捉えればいいのか正直、分からない。アースシーの世界を介して私達のいる現実世界になにかを訴えているのだろうか。
いんとん@Going-kyo2025年12月8日読み終わったまた読んだ主にアレン王子の成長記。が、ゲドもまた、若かりし日から付きまとう生と死の問題に立ち向かう。シリーズ通しての成長譚ですね。 ゲドはすっかりおじいさん扱いだが、4、50歳なので、まだまだ現役。瑞々しいアレンを引っ張りつつ伴走する補佐役のようでいて、やっぱり締めるところは締める主人公である。 個人的には、結局は昔の英雄の血を引く選ばれし末裔がまた王様になるのかよ、というところだけがつまんないですね。ゲドは一介の山羊飼いですが、アレンはねー。
- 村雨菊@carameltomato2025年9月17日読み終わったついに死の問題と正面から対決する巻。死を恐れるあまりに、生を手放してしまった人々の虚しさはこれでもかと描かれている。が、その逆はどうか?大事なのは「死を知る」ことであって、死を恐れなくなることではないみたい。「受け容れる力」が大切とは言われているけど、それは死への恐怖をも含めて受容しなければならない。死を恐れ続けながら思い切り生きるんだっていう厳しいメッセージ。


bitter@blendme2024年12月24日かつて読んだ『壊れた腕環』から数十年もの月日が経っていておどろいた。アレン登場。ジブリ作品『ゲド戦記』での主人公アレンだ!大興奮! 「だが、心は洗えばきれいになるもんさ。心にゃ、色なんぞ、染みこまん。」p.161 2023/02/08






















