神の悪手

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橘海月@amaretto3192025年8月17日読み終わった#ミステリ時系列も登場人物もバラバラな将棋に纏わる五話。表題作「神の悪手」は、対戦相手のプロ入りがかかった対局で、自身の勝ちか保身か究極の選択を迫られるまさに詰みが見事。心打たれるのは「弱い者」で、将棋を通して被災者の、女性の置かれた状況が身に積まされる。 ミステリ好きとして、不思議な謎とその解明という点では「ミイラ」があっとなった。将棋を知らない私でもわかる不可解な状況が、別の視点からきれいに解明されるのはいつも楽しく、本を読む醍醐味だと思う。


