きみを嫌いな奴はクズだよ
19件の記録
万願寺@manganji_2025年11月17日読み終わった2016年に出た本を、2025年の今読み終えました。若者の短歌ブームのおそらく立役者というか火付け役となった著者の(違ったらすみません)、有名な歌集。前半はユーモラスな歌が続くなと思ったけれど(こんなのどうやって思いつくのだろうという発想の妙が多い)、中盤から徐々に著者の切実な思いが溢れてくる。どの歌が良かったとかはとくにないが、とにかく最近の現代短歌のあらゆる種類全部盛りという感じで、この人はたしかに流行るな、と思った。なんというか、情から景から網羅している。ユーモラスから悲観まで、生の静かなよろこびもあれば、死に近づく危険な歌もたくさんある。そして、こんなにも57577って守らなくてもいいんだ、と驚いた。リズムが全然57577じゃないものが半分以上あって、ええ〜!?これ短歌でいいのかよ!と驚いた。短歌というより一行詩のようだった、というのも多い。どちらにせよ、あとがきは完全に現代詩のようになっているし、木下さんは詩人だな、と感じた。

紙村@kamimura_2025年10月24日読み終わった立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ 二階堂ふみと四階堂ふみふみと六階堂ふみふみふみ ↑なんか変な短歌がいっぱいあって、それが愛って感じがしてよかった


さとう@satoshio2025年7月4日読み終わった@ 三省堂書店 神保町本店(小川町仮店舗)木下さんのサイン本。 1番すきなうたが書かれていたからとても嬉しい。 ○ここにいてここにはいない読書家をここに連行するためのキス ○死に終えた電池のように明確な拒絶でぼくを安心させて ○立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ ○君とゆくみちは曲がっていてほしい安易に先が見えないように






日々@hibi2025年3月6日かつて読んだ『ぼくなんかが生きながらえて なぜきみが死ぬのだろうか 火に落ちる雪』 『立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ』 この感性を自分も身につけられたらきっと素敵だろうな、と思う反面つらいだろうな、と思わずにはいられませんでした。やさしい詩集です。
猫@mao10122025年3月6日かつて読んだ共感したり笑えたり。そしてふと不意打ちで現れる寂しさや虚しさが良い。 詩や短歌はふとしたときに自分の心に寄り添ってくれる存在であり続けてくれるので、元気を出したい時にまた読み返したい。 『好きだって言うより先に抱きしめた 言葉はいつも少し遅れる』 『夏になればとあなたは言った夏になればすべてがうまくいくかのように』


















