百貨の魔法
12件の記録
くるくる@kurukuru_b2026年1月13日読み終わった読了。温かいスープを飲んだあとみたいに心がぽかぽかして穏やかな気持ちになった。登場人物全員が優しさという魔法を操る魔法使いだった。斜陽の百貨店で、それでもひたむきに仕事に向き合う人々の身に起こる小さな奇跡が愛おしい。 心をいやにかき乱されることなく終始優しい気持ちで読むことができた。近頃ぼんやりとストレスを感じ続けていたから、このタイミングでこんな優しい物語に出会えてよかった。とても癒される読書体験だった。


あーち@88_aaachan2025年12月15日読み終わった閉店の噂が飛び交う百貨店。 スタッフは店を守ろうと、今日も売り場に立つ。 館内に住むと噂の白い猫。 人の想いが重なる場所で、小さな魔法が紡ぐ物語。

まめつぶ🐈⬛@hocoto_book2025年1月30日読み終わった百貨店でバイトを始めたので、せっかくだから以前買ってて眠らせてたこちらの本を休憩時間に少しずつ読んでみた。年季の入った百貨店の食堂で読んでいると、休憩時間のあいだだけこの小説の主人公になったような気分になってわくわくした!心が温かくなる1冊。


橘海月@amaretto3192023年4月6日読み終わった架空の街の星野百貨店が舞台で、そこで働く人達の物語を綴るうちに、印象的な彼女の謎と背景が徐々に明かされる。古くこぢんまりとした百貨店、私にとって長崎のアーケードにあった大丸百貨店がそれだった。時計の入口に屋上の小さな遊園地。懐かしく思い出した。 戦後の商店街にできた創業50年の百貨店。古くなり経営は傾き先は長くないと正直従業員ですら感じている。だからだろうか、終わりの予感をひしひしと感じるからこそ何気ない日常が、当たり前に売場があってそこにやって来るお客がいて、そんな状況がすごく輝かしく映る。思い出の積み重ねという宝物。 「百貨店にいる願い事を何でも一つだけ叶えてくれる猫」の伝説がいいアクセントとなっていると同時に、様々な人が願いを思い浮かべる時に「自分の努力で叶えられることではなく、魔法でないと叶わないことを願う」のが面白いなと思った。他の人の幸せや偶然の再会を、思い出の場所の存続を願うのが。






