案山子の村の殺人
19件の記録
青山@aoyama9122026年7月23日読み終わった面白かった2026年7月読了本従兄弟同士で合同ミステリー作家の真舟と理久は、取材旅行で行った秩父の山村で本物の殺人事件に出くわす。 犯人はこの村の人間なのは間違いないが、一体誰が犯人なのか。 同作者の別シリーズ『ルームメイトと謎解きを』が面白かったのでこちらも読んでみた。 こちらも消去法推理により、誰が、どうやって、なぜ…が明らかにされる。 憎しみから殺人を犯してしまった犯人の「でも、殺してしまったら、そんなに憎かったのかな、とわからなくなった」という台詞が印象的だった。 ミステリとしてはとても面白かったけれど、犯人に感情移入しすぎてしまったのかな、読み終わった今、犯人のことを思うと無性にやるせない気持ちになった。

きらた@kirata2026年7月19日読み終わった従兄弟同士の真舟と理久は、楠谷佑名義でプロの作家活動もしている大学生 次作の舞台になる寒村の雰囲気を体験しようと友人の地元である宵待村を訪れたのだが── 読者への挑戦状が2度も挟まれる王道ミステリ 真舟&理久シリーズ(シリーズ名がこれなのかはわからない)第1作目らしいが、2作目は未発表? 《ミステリ好きな従兄弟同士が、エラリー・クイーンの様な合作作家になりたいとの夢を抱き実現しました 現在、プロ作家として数冊出してます》 ‥との設定は、ミステリマニアのどストレートな熱意や青臭さを感じて身悶えしてしまうのですが、読み始めると意外に(!?)落ち着いた文体とキャラで拍子抜け(悪い意味ではなく!) ん?と思って著者情報に目を通すと、既に数冊出している作家さんでした 設定的にデビュー作か2作目か辺りで、文体やキャラもはしゃいだ雰囲気なんだろうな、と思い込んでました、スイマセン 大学進学を機に上京した従兄弟の真舟と共に実家で暮らす理久が語り手となる 真舟と理久は現役大学生兼業作家 真舟がプロットを練り理久が小説を書く、分業制の推理作家、ペンネームを楠谷佑という 次作のプロットは完成し、話を書く段となり、理久は悩みを抱えていた 次作の舞台は土着信仰のある山村を予定しているのだが、どうも上手いイメージが湧かない 「考えてみればこれまでの人生、田舎の村に行ったことがなかった」 ぼやく理久に友人の秀島が口を開く 「‥ぴったりかもしれない」 秀島は秩父の山奥にある宵待村(合併し地名は変わっているが、そこに住む人々は今も宵待村の名称を使っている)への帰省に理久を誘う その村には、秘湯と呼ばれる温泉もあると聞き、真舟の目が輝く 秀島の実家が村唯一の旅館で、また、シーズンオフなので、友人割も含め格安での宿泊料にしてもらえる事もあり、真舟と理久は宵待村への旅行を決めた 最寄り駅から車で片道約1時間程にある宵待村は、案山子だらけで案山子信仰もある村だった 取材先として好条件を備えていた宵待村での時間を真舟と理久は堪能していたのだが、翌朝、彼らは崖下に倒れている人を発見する 森の中、辺り一面の雪 確認に向かう彼ら以外に足跡はひとつ 崖下に倒れていた男は既に事切れており、深々と刺さった矢が殺人事件を物語る しかし雪に閉ざされたその場には、被害者の足跡だけしか残されていなかった 何度か行われた、毒矢を使った悪質な悪戯 一度消え、遺体と共に現れた案山子 雪がもたらした密室殺人を前に、2人は密やかに推理を繰り広げる 顔が良くて陽キャで行動的な真舟が探偵(推理)役で、内向的で人付き合いが下手な理久が助手役といったところか? 真舟に色々盛りすぎでは?と思いますが、あくまでも理久視点なので、理久が自分を下げすぎてる可能性もチラホラ(自己肯定低めな感じ) シリーズとなるなら、今後真舟や周囲の人から見た理久の良い面が出されていくのだろう ‥探偵役は真舟と書きましたが、実際は理久も推理をし、2人で多角的に可能性をひとつひとつ潰していくとの流れなので、助手と言うよりはサポート役との方が正しいのかも そんな、穴を潰していく推理方法なので、ミステリ小説としては堅実でオーソドックスな作風のように感じました キャラ設定の割には落ち着いた内容で、丁寧で整然としている ミステリ小説として安心出来るクォリティを保っているので“気になるなら読んでみて、ミステリとして間違いはないから!”と言えるのですが‥ これはホント好みの問題なのですが、ミステリ好きでミステリ作家に憧れて、合作作家としてデビュー、いくつか本も出していて次作も書き始めてる(作家として順調に滑り出している)大学生ふたり組 で、あるならば! もうちょっとキラキラした青春感が欲しいんだけどなー!との気持ちがあるのです 多分時代性の違いだと思うのですが、主役2人が大人し過ぎると言うか、節度があり過ぎると言うか、配慮が行き届いた良い子過ぎる(主役以外もそうかも‥) 令和ってこう言う性格の子達がスタンダードなのかな? とは言うものの、私にとっては最近の作と思われるミステリ小説はキャラや設定が弾けすぎてると感じる作品も多い(否定してるわけじゃない)ので、それを思えば、この作品のような自制心を保ち、周囲への気遣いも欠かさない子達が主役となる話は、新鮮なキャラとして立って見えるのかも知れない? いや、わからん、わからんが‥! 堅実に固めていく、玄人好みの良作ミステリだと思うのに、全体的に地味に感じるのがちょっと勿体ないなと感じるのです 少々華には欠けますが、しっかりとした推理を堪能したい方は是非! 読者への挑戦状が2回挟まれますので推理もしっかり楽しめますよ(ૢ˃ꌂ˂⁎) なお、私は真犯人を外しました _(:3 」∠)_ あれ、ありなの?(有りです) 盲点じゃよ、あやつは‥‥クゥッ(⑉´^`⑉)՞՞ 作者の手のひらコロコロたのちい(*´艸`*)


きらた@kirata2026年7月18日読み始めた昨日の夜からこちらを読み始めてますよ! p📕q・ω・。) ⁾⁾ 設定の割には、品行方正な優等生って感じを受ける作品 危うさがないので、安心して読んでいられます(˶˚ ᗨ ˚˶)b

郭楽紘@kaku_hami2026年7月9日買った読み終わった読者への挑戦がある系のミステリ。割と王道なストーリーと仕組みだと思う。 ちゃんとヒントも随所に用意されているし、丁寧に読めば犯人当てもちゃんとできる、んだと思う。犯人がわかれば動機もそういうことかとわかっていくので気持ち良さもある。 案山子の村と名付けているんだからもうちょっと案山子要素があってもよかったなと思いつつ、あんまり案山子がでしゃばったらそれはそれでホラーに寄ってしまいそうか…。










