

うどん
@ezm4sy
“読んでる”は10冊まで(自戒)
- 2026年4月12日
盗む鳥、死の犬沖田瑞穂読んでる読み始めた - 2026年4月6日
- 2026年4月4日
10月はたそがれの国【新訳版】レイ・ブラッドベリ,中村融読み終わったブラッドベリの短編集。SFかと思いきやだいぶ幻想・怪奇小説が多め。 いくつか全然意味がわからないのがあったけど、概ね面白く、しかも新鮮に感じるものすらあり、流石の実力だなと思わされる。 ●こびと 何じゃこれ。面食らったが、まあこういう物語として読むと結構面白いか。 ●つぎの番 難解だな…。というか終わり方なに。単純に面白くないだけかもしれん。 ●アンリ・マチスのポーカー・チップの目 何これ。理解する文脈を有しない己の責か。 ●骨 骨に纏わる強迫観念に囚われた男。狂気を描くときの筆のノり方はなかなかだなと。 ●瓶 瓶には全てが入っていた、と。「だれもが見たいものを見ているのだ。」陳腐なメッセージではあるけど悪くなかった。 ●みずうみ 傑作、か?つまらなかったよ正直。 ●使者 悪くない。これオチは少年も死んだというパターン?シチュエーションとしてはホラーでも犬のおかげでほっこり感が出てていいね。 ●熱気のうちで 暑さに当てられた狂気。33℃でヒイヒイいうな。 ●小さな暗殺者 凄いなこれは。狂気的だし、同時にある意味的を射ている部分があるんだろうな。 ●群集 また狂気、と思いきや真っ直ぐホラーだ。これめちゃくちゃ面白い。今までで一番。 ●びっくり箱 これはうーんって感じ。途中から流し読みしちゃった。 ●大鎌 面白い!バカみたいにデカい小麦畑で大鎌を振るう男の姿って、なんとなくアメリカン民俗ホラーという感じがする。実際のところは知らないけど。 ●アイナーおじさん これなんか妙にハートフルで怖い。嫌な予感しかしないなーと思いながらページを捲ったらまさかの展開だった、逆に。え、ほんとに? ●風 このテイストはだいぶ見覚えはあるんだけど面白い。ブラッドベリ、自然の脅威の中に何かを見出す話が好きすぎるか。 ●二階の下宿人 まあまあ。UMA、怪物的なナニモノかへのアプローチとしては割と目新しくて面白いかもだが文章が入って来なかった。 ●ある老女の話 やりたいことは分かるがあんまり文章がよくない気がする、特に前半が分かりにくい。まあ古典と翻訳のダブルパンチだしこんなもんか。 ●下水道 最初は微妙かと思ったけどこれ面白いかも。斜め読みが逆に正解だったかも? ●集会 これは何というか全然面白くないな。というかよくわからない。 ●ダドリー・ストーンのすてきな死 これも何。 - 2026年4月2日
結婚の社会学阪井裕一郎読み終わった『人はなぜ〜』とだいぶ重なる部分はありつつも、日本の話が多め・夫婦別姓や同性婚などに踏み込む内容・様々な角度からの意見を並べつつ著者自身の考えも述べる、といった点が良かった。ここ読みやすさとしてはこちらを先に読むべきか。 - 2026年3月18日
スミルノ博士の日記ドゥーセ,宇野利泰読み終わった - 2026年3月12日
横浜駅SF(1)柞刈湯葉,田中達之読み終わった横浜駅ユーザーとしては読まねばならぬ一冊。100年以上常に工事をしている「日本のサグラダファミリア」横浜駅が自己増殖を始め本州のほぼ全域を覆った世界、発想ネタ元がTwitterユーモアすぎるがそこは流石の柞刈湯葉、良質なSFに仕上げてくれている。主人公がどっちかというと受け身なのもあって前半の展開にはいまいちノっていけない感じがあった。世界観の面白さで退屈はしなかったけども。その代わり後半はメキメキ面白くなっていった。個人的にはトシルをもっと早く、そしてもっと多めに出番を与えてもいいんじゃないかとは思った。 - 2026年3月10日
ユートロニカのこちら側小川哲,小川哲(使用不可)読み終わったある種教科書的なディストピアSFで、ユートピア或いはディストピアの内側と外側の人間を描くことで世界観の輪郭を描くテクニック含めて真っ直ぐ面白かった。ただ連作短編としてはどうなのという感想も出てくる。半端に罫線を引かず外枠だけに留めてほしかった気持ち。でもまあこれは我儘が過ぎるか。 - 2026年3月7日
死の貝小林照幸読み終わった高校生くらいの時に読み漁った、所謂Wikipedia文学の中でも有名な「地方病」の元ネタ。寄生虫博物館で売っててようやく手に入れた。日本各地にぽつぽつと点在していた風土病と思わしき奇病が同じものだと分かり、全国の医師たちが原因を、次いで中間宿主を、究明していく様を臨場感溢れる筆致で描いた、評判通りの傑作。 - 2026年3月5日
世界の終わりの最後の殺人スチュアート・タートン,三角和代読み終わった - 2026年3月4日
新・教養としての経済学一橋大学経済学部読んでる読み始めた - 2026年3月2日
ゲは言語学のゲ吉岡乾読み終わった軽妙洒脱な言語学エッセイ。おもしろ噺と学問的に踏み込んだ内容のバランスが丁度いい、かなり調整したんだろうなと。割と社会学的なところにも話を広げていたがそこがもう少し充実しててもよかったかもしれない。 - 2026年3月1日
U皆川博子読み終わった2人の少年が地下で時を越える幻想小説でありながら(というかその記憶が強かったが)、前近代の騎馬と砲台による戦争と近代の海戦を同じ目線から描いている点が秀逸なんだなぁ。過ぎ去る時間についてや、書くことについて、半身であるシュテファンについて、静かに深く思考を巡らし言葉にするヤーノシュの綴った文字が、長い物語の中で通奏低音のように鳴り響いているのもいい。 - 2026年2月22日
変な心理学山田祐樹読み終わったこれは、文句なしに面白い。 巷間に氾濫する「心理学を名乗る何か」(カラーバス効果や蛙化現象など)をバッサバッサと斬っていく一冊、かと思いきや、それを期待して読んだ僕のような人間をちゃんと叱りもする一冊だった。アカデミアの「正しい」側から大衆心理学に説教する訳ではなく、事実と異なることはきちんと切り分けながら、共生(という言葉が適切かは分からないが)を目指す。良書だった。 - 2026年2月21日
高校生のための経済学入門[新版]小塩隆士読み終わった初学者が足かけに読む一冊として最適な良書だと思う。なるべく平易に、だが本質的に、そして網羅的に、という難しい要求に応えんとする誠意を感じた。経済学という学問そのものへの思想が割と強めだが、それ以外のイデオロギーにはかなり意識的にフラットであろうとしているのも感じた。個人的に好みの態度ではないとはいえ、誠実にあろうとする態度の一種なのはよく分かる。 - 2026年2月18日
- 2026年2月11日
羊式型人間模擬機犬怪寅日子読み終わったなかなか一言では表せないが、とりあえずこれがデビュー作というのは凄いな。男性が羊に変わる謎の一族を見守るアンドロイドが視点、というのが珍しさではあるが、人間としての生がどうこうみたいなメッセージはあんまり感じ取れなかった。長いタイムスパンでフラットに一族を見つめられる存在であり、思考や語彙の独特さが語り手としての魅力になっているという点でアンドロイドとした采配は有効だと思ったが。 選評を読んでも力作にして怪作であることは一致するが傑作かどうかは意見が分かれていた。読み手の技術が試されるな(SUSURU的な文脈ではなく)。人が羊になり、親族に供されることで最期を迎える世界観は魅力的。キャラクターも結構良いがなんか覚えづらい。家系図があって助かったが。文体は独特で文章自体も面白い、ストーリーはまぁ…。本当に評価が難しいね。 - 2026年2月9日
酒亭DARKNESS恩田陸読み終わったまあホラーか否かの話をするなら別にホラーではないな。唯一ホラーでないと明言されている「ムーン・リヴァー」はかなり強引ながら昔懐かしの暗号ミステリっぽくて好き。それ以外はややダークめなローファンタジー、いやオカルトという言葉が一番しっくり来るかもしれない。酒と全然関係ねーじゃんって話もあったり。 - 2026年2月7日
最後の皇帝と謎解きを犬丸幸平読み終わったミステリとして目立った優秀さはないというのはこのミス選者の評の通り。第一章の時点では何か事件が起こって始まって解いて終わり、その過程で剛と溥儀の仲が深まる、という流れが繰り返されると思っていたので、その意味では構成に結構驚かされた。とはいえ清国最後の皇帝と侵略者側の日本人との関係を描くのに軽率な友情ドラマを避けたのは誠実だと思う。割と驚かされる展開ではあるけど、驚かせるための展開という訳でもないのが巧いなと。 - 2026年2月7日
- 2026年2月3日
反出生主義入門小島和男読んでる読み始めた
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