沖縄 スパイ
30件の記録
もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年12月26日読み終わった読みさしのまま随分と時間が経ってしまった。 人間狩りがはじまって住民たちが疑心暗鬼になりながら噂に怯えているのが読んでいて辛かった。 玉音放送の後にも戦争が終わったことを認めない軍人たちがスパイを見つけ出して殺していく様は愚行でしかなく、これが実話でしかも軍人たちは罪に問われることなく戦後を生きたと知って理不尽だと思った。 しかも殺された人たちはスパイではなかった。 キム・スムは歴史の中でなかったことにしないために出来事を脚色しつつ小説として完成させる。 フィクションではあるがこの小説で描かれていることは丁寧な取材を重ねているし亡くなった人(殺された人)の人数は作中の通りだ。 トークイベントで実際に著者の言葉でこの小説に描かれた事件のことやこの小説を書く決意をしたことについての話を聞いて、消された声を掬いあげることを使命として作家をしている人なんだなと思った。 日本でスパイ防止法について国会で議論されているが、この本を読んだ後だと恐ろしくてそんな法律は施行すべきでないと思った。 戦中の治安維持法を彷彿とさせると以前から思っていたが、何をもってスパイとするのか曖昧な状態だと噂レベルで連行される懸念がある。 相互監視社会や密告など旧東ドイツでの出来事も思い出す。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年8月31日まだ読んでる本棚の積読8月中に読み終えられず積読に紛れてるけど9月中に読み終えたい。 夏に買った本たち、ほとんど読めてないので視界に入るように画像を貼る…









もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年8月1日まだ読んでるしばらくお休みしていたけど読みはじめた。 沖縄慰霊の日にあわせて報道特集で久米島住民虐殺事件についての特集を放送していて、『沖縄 スパイ』の本編やキム・スムさんのトークイベントで知ったこの事件のことを改めて見た。 思っていた以上に凄惨だった。 今日は八章を読んで、玉音放送で日本が降伏して戦争が終わったのに通信隊の兵士たちはそれに従わずここから投降した9月7日までジェノサイドが続いていくのは地獄だなと思い一旦本を閉じた。 ちなみにジェノサイドを行った軍人たちはその罪を問われることなく戦後を生きている。 なんとか終戦の日までに読了したい。









もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月16日まだ読んでる七章まで読んだ。 今日の著者のキム・スムさんと翻訳の孫知延さんのトークイベントの内容がとても濃くて、メモを取りながら聞いてたのだけど(お二人は韓国語で話して通訳の方が一人で日本語に逐次通訳してた)メモを見ながらアーカイブでもう一度聞きたい。 被害者と加害者についての考え方など、最後まで読んで著者の書きたかったことを知ることができるのかもしれないと思ったけど、今日は頭がいっぱいなので夜は読めない。
もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月15日まだ読んでる昨晩続きを読みはじめたら止まらなくなって、五章まで読んだ。 日本海軍通信隊が疑心暗鬼になりすぎて誰でもスパイ扱いして殺していく狂気が恐ろしい。 人を殺すことに罪悪感がないのだろう。 当時は沖縄や植民地にした台湾、朝鮮の人たちは二級国民という認識だったと別の本で読んだので、久米島の人たちを殺すことは彼らにとって容易いことだったのだろう。 また島の未成年の子どもたちに人間狩りとしてスパイを殺させたり、ここまで読んでとにかく鬼畜の所業でしんどいはしんどいけど読むのがやめられない。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4/15 六章まで読んだ。
もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月14日まだ読んでる昨晩二章に突入したので今晩は四章か五章まで辿り着きたい(目次を見ながら) 作者のことばと訳者のことばと呉世宗による跋文を先に読んでから本編を読みはじめたのだけど、まず太平洋戦争末期(から敗戦直後)に沖縄の久米島でこのような虐殺事件があったことを知らなかったので驚いてしまった。 著者のキム・スムは沖縄にいた朝鮮半島出身の従軍慰安婦の取材でそのことを知ったとのことだった。 私たち日本人が知らない加害が戦後80年経ってもまだあることに驚いた。 「知らなかった加害」をなるべく知る努力はしていかなければならないと感じた。

もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年3月26日買った前作の『さすらう地』がすごく好みだったので買った。 光州事件を扱った『Lの運動靴』もよかったし、キム・スムは過去に向き合わせてくれる作家なので、読むのが楽しみでもあるけど覚悟も必要だと思っている。





















