沖縄 スパイ

16件の記録
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月16日まだ読んでる七章まで読んだ。 今日の著者のキム・スムさんと翻訳の孫知延さんのトークイベントの内容がとても濃くて、メモを取りながら聞いてたのだけど(お二人は韓国語で話して通訳の方が一人で日本語に逐次通訳してた)メモを見ながらアーカイブでもう一度聞きたい。 被害者と加害者についての考え方など、最後まで読んで著者の書きたかったことを知ることができるのかもしれないと思ったけど、今日は頭がいっぱいなので夜は読めない。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月15日まだ読んでる昨晩続きを読みはじめたら止まらなくなって、五章まで読んだ。 日本海軍通信隊が疑心暗鬼になりすぎて誰でもスパイ扱いして殺していく狂気が恐ろしい。 人を殺すことに罪悪感がないのだろう。 当時は沖縄や植民地にした台湾、朝鮮の人たちは二級国民という認識だったと別の本で読んだので、久米島の人たちを殺すことは彼らにとって容易いことだったのだろう。 また島の未成年の子どもたちに人間狩りとしてスパイを殺させたり、ここまで読んでとにかく鬼畜の所業でしんどいはしんどいけど読むのがやめられない。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4/15 六章まで読んだ。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月14日まだ読んでる昨晩二章に突入したので今晩は四章か五章まで辿り着きたい(目次を見ながら) 作者のことばと訳者のことばと呉世宗による跋文を先に読んでから本編を読みはじめたのだけど、まず太平洋戦争末期(から敗戦直後)に沖縄の久米島でこのような虐殺事件があったことを知らなかったので驚いてしまった。 著者のキム・スムは沖縄にいた朝鮮半島出身の従軍慰安婦の取材でそのことを知ったとのことだった。 私たち日本人が知らない加害が戦後80年経ってもまだあることに驚いた。 「知らなかった加害」をなるべく知る努力はしていかなければならないと感じた。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年3月26日買った前作の『さすらう地』がすごく好みだったので買った。 光州事件を扱った『Lの運動靴』もよかったし、キム・スムは過去に向き合わせてくれる作家なので、読むのが楽しみでもあるけど覚悟も必要だと思っている。