未来をつくる言葉

21件の記録
- ソナチネ@sonatine2025年5月12日読み始めた前に少し読んでやめた記憶があるか、再度購入したのでもう一度読んでみる。こんなテーマだったのかと新しい発見がある。良い感じ。言葉と世界について。クオリアという言葉の意味がなんとなく分かる。
- ふるえ@furu_furu2025年5月6日読み終わった数年越しに読み終わった。 作中で触れられていた、遺言のタイプトレースプロジェクトについて思い出した。書いたものを提出したのか、途中まで書いて消したのかは覚えていないけれど。自分が終わった後に、何かを伝えたいという言葉が自分でも意外なくらいいろんな人に対して出てきたのが面白かった。 本を通じて考えられている、「わかりあえない」ことから始まる関係のなかで、共感や理解できないからといって閉じない、「わかりあえなさ」をつなぐこと。それはどういう気持ちから生まれてくるんだろうとか考えていた。
- ふるえ@furu_furu2025年5月4日読んでる読んだり、読まなかったりを繰り返しつつようやく自分の中で「わかりあえなさ」をつなぐ面白さが見出されてきた。 「システムの構成要素を善と悪、効率と非効率で区分する思想からは、ぬか床の豊穣な発酵状態には到達できない。造礁サンゴやぬか床のように、複雑な要素が互いに排除し合うのではなく、絶妙なバランスの上で共生するシステムの姿から、人間の社会の在り方を考えることはできないだろうか。」ドミニク・チェン『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』(新潮文庫)p.159
- ふるえ@furu_furu2025年4月28日読んでる読んではわからん!やっぱりわかる!を繰り返しながら一向に読み終わらない。 今日聞いていたポッドキャストで「巨人の肩の上に立つ」という言葉を聞いたけれど、過去の誰かの研究や経験が今に引き継がれてさらに深いところを解き明かしたり、新しいものを開いたりする。そんなことを感じながら読んでいた。
- 長月雨@september_rain2025年3月7日読み終わったかつて読んだ娘が生まれた瞬間、「いつかおとずれる自分の死が完全に予祝されたように感じられた」。生の祝福と死の予祝、相反するものが共に祝われる。思いがけないところにわかりあえなさをつなぐ何かがあるかもしれない。
- ふるえ@furu_furu2024年4月30日まだ読んでる良き先生に会うことは、人の人生にとって幸せなことだよなと思いながら読んでいる。 サピア=ウォーフの仮説が紹介されていて、使用する言語によって人間は思考の形成や世界の見方が異なるという話を聞いて、ちょうど今日読んでいた「読書日記」を思い出していた。 翻訳の必要性。言葉の意味や発音だけではなく、文化や価値観の感覚をチューニングさせないと誤った相互理解に発展する危険。 ここからこの分かり合えなさをどうつないでいくことができるのか、読み進めながら考えたい。