

ソナチネ
@sonatine
会社員。
日常にほんの少しの「物語」と「静けさ」を。
文学やエッセイを中心に、読書の記録とそれにまつわる小さな気づきを綴っています。
- 2025年8月23日ロイヤルホストで夜まで語りたいブレイディみかこ,上坂あゆ美,似鳥鶏,古賀及子,宇垣美里,宮島未奈,平野紗季子,朝井リョウ,朝井リョウほか,朝日新聞出版,朝比奈秋,村瀬秀信,柚木麻子,温又柔,稲田俊輔,織守きょうや,能町みね子,青木さやか,高橋ユキ読み終わった小説家やタレント17名の執筆陣がロイヤルホストについて書かれたエッセイ本。 執筆陣の方々の幼少期から大人になるまでのロイヤルホストとの思い出が中心に載っている。両親や祖父母と一緒に行ったロイヤルホストとの思い出。地方に住んでいた為、大人になって東京に出てきてからロイヤルホストと出会った方。それぞれの人生にロイヤルホストがどう関わってきたかが分かる本になっている。単純の今のロイヤルホストのここが好き!という文章だけでなく、自分の人生との歩みみたいなものを感じた。前から思っていたが、この本を読んだあと自分の中にロイヤルホストは特別なファミリーレストランという印象が確実になった。それにしても、みんなパラダイストロピカルアイスティが大好きだ。好きなメニューにほとんどの人が挙げている。う〜ん気になる。
- 2025年8月22日
- 2025年8月20日パパたちの肖像カツセマサヒコ,似鳥鶏,外山薫,岩井圭也,河邉徹,石持浅海,行成薫気になる読みたい
- 2025年8月20日私小説エリイ,尾崎世界観,島田雅彦,西加奈子,金原ひとみ,高瀬隼子気になる読みたい
- 2025年8月20日ラーメンと瞑想宇野常寛気になる読みたい
- 2025年8月20日「ありのまま」の身体藤嶋陽子気になる
- 2025年8月20日若者恐怖症 職場のあらたな病理舟津昌平気になる
- 2025年8月19日Simple 「簡潔さ」は最強の戦略であるマイク・アレン,ジム・バンデハイ,ロイ・シュウォーツ,須川綾子気になる
- 2025年8月19日冷ややかな悪魔石田夏穂読み終わったU-NEXTって本も出版してるだ。と思って見たのが最初の出会い。その後、文芸評論家の三宅香帆さんが紹介されていたのでみかけて、さらにその後、けっこう短い小説をさっくと読みたいと思って探していた時に見つけ、3回みかけたので、もうこれ買うでしょ、が読むきっかけ。 バリキャリの女性が主人公。海外赴任で世界を飛び回っている主人公が、始めは世間との感覚の違いに戸惑いながら、しだいにそのズレを楽しんでいく様が描かれている。また、物語のきかっけになる体脂肪率でここまで話が広がっていくんだなと感心した。登場人物のキャラ設定が強烈で、こんな人本当にいるかもな…。だったのに最後の方には、いやいるなこれは、、と思える小説だった。じっくり読むタイプの物語のではなく、サクッと読めて読後感も良い作品。
- 2025年8月19日プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子,鷲尾直広買った
- 2025年8月17日
- 2025年8月17日読み終わったnoteで良く記事を読むライターのいしかわゆきさんが新しい本を出したとのことを、またそのnoteで知って本を読んでみた。今作で3冊目ということらしい。今回は時間術ということだ。家族や友人からはナマケモノとか呼ばれているのに、一方で周囲からは仕事を効率良くこなしていると言われるそうだ。そんな著者の時間術が詰まった本。ナマケモノと言われているのに、仕事を効率良くこなしていると言われている…なんか相反すること言ってない?でもなんか、いしかわさんの文章は読めてしまう。語りかけるような文章で全然固くないし、ゆるい口調で書かれている。この本、題名の通り、ゆる時間術なのだ。 時間術ではなく、ゆる時間術なのだ。こうすれば効率的に仕事ができて、出世もして…というビジネス本とは少し違う。自分のやりたいこと、自由に生きる為にどれだけ無駄なことを省くことができるか?という視点で語られているが、ビジネス臭がしない本なのだ。多分、語られていることは、多くのビジネス本が語っている時間術と大きく変わらないのだが、仕事!仕事!してない。ゆるふわで効率や時間や人生について語る今まで読んだことないくらい読みやすい本だった。
- 2025年8月16日⾳を⽴ててゆで卵を割れなかった生湯葉シホ買った
- 2025年8月16日
- 2025年8月16日積ん読の本石井千湖読み終わった気になる読みたい他人の本棚を見れる機会はなかなか無い。 だからとても魅力的だ ましてや、綺麗に整えられた本棚よりも、本棚に入りきらなくなった本が山のように積み上がっている光景などなかなか見ることがない。小説家を始め、著名人の積ん読を写真付きで拝見できる本。みんな言うのは、紙の本が良い、紙の本でないとなかな頭に入ってこないということらしい。確かに、紙の本の方が記憶に残るという研究結果は出ている。ただし、本が山のように積み上がる問題がある。ここで紹介されている著名人の方々は、そもそも、本を買うスピードが読むスピードを上回っているが、もうそうれで良いということらしい。特に、ゲーム作家で文筆家、大学教授の山本貴光さんは、自宅を「森の図書館」と呼び、自宅を図書館と考えているということだ。年に2,000冊〜2500冊を購入するということなので、とても読むのが追いつくレベルではない。また、岩波文庫、ちくま学芸文庫、講談社学術文庫、を全部集めようと考えているということらしく、もう本当に書店や図書館である。 多くの人が言っていたのは、背表紙が見えた状態じゃないとだめ!ということで、常に目に付く状態にしておくことが必要とのことだった。だから、本棚に入れない本は、横にして床に積み上げられていく。 この人どんな本を読んでるのかな?なんてそんなレベルではなく、溢れかえった本をどのように整理しているのか、しようとして諦めたのか、そして本と共にどこに向かっているか‥。写真とともに、本で埋め尽くされた部屋で自分と本との歴史を語る方々を見て、その人の人生が少し見える気がした。
- 2025年8月14日読み終わったとにかく読むのに気力がいる作品だった。 あなたの見ている物事は、ある側面からは正しいかもしれないが、別の側面から見ればその限りではないかもしれない。そんな危うさや、可能性を感じさせる物語の作りになっている。 章ごとに、語る登場人物が代わり、同じ出来事が違った側面から語られる。正しさとは何か? 何故、世間的に正しいことに邁進する登場人物にある種の狂気を感じてしまうのか? 作中の絶対的な正義を信じて疑わない人物の暴走とも見える行動を、どこかで見たことあると思ってしまうのは何故か。社会的立場や性別、年齢、世代によって取り巻く世界は異なっており、世界は複雑である。分かり易さが求められる世界で、この小説を読んで分かることは…いや。やっぱ…分からないということかもしれない。世界はこうなっているのかもしれない、と思わせる物語だった。
- 2025年8月14日プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子,鷲尾直広気になる読みたい
- 2025年8月14日いずれすべては海の中にサラ・ピンスカー,市田泉気になる読みたい
- 2025年8月14日ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)ウィリアム・ギブスン,黒丸尚気になる読みたい
- 2025年8月14日積ん読の本石井千湖気になる読みたい
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