死はすぐそばに

24件の記録
- 犬山俊之@inuyamanihongo2025年6月29日買った読み終わった巻末の謝辞が長い。出版人、編集二名、デザイン、制作、営業7名、宣伝2名、マーケティング、オーディオブックその他。一人では作れないものなので、こうして名前だけでも出すのはすばらしいと思う。日本の出版社も真似してくれないかな。 また、この慇懃な文体の謝辞の中に「もし何かまちがいが見つかったら、、それはすべて…」…私の責任だと続くべき文脈で、「それはすべてキャロライン(担当編集者)のせいだと申し添えておく」と冗談を入れているところもおもしろい。
- みみん@mmiimiin2025年5月4日読み終わったホーソーン&ホロヴィッツシリーズのなかで1番好きかも。たぶんホロヴィッツの役立たずさが少しなりをひそめていたからかな。ホーソーンの謎がまた深まってしまった
- あまり@jmr2025年3月28日読み終わった★★★★☆ シリーズ5作目。 今作もめーーーーーっちゃ面白かった。特にこれと言って目立った要素はないのに、なんでいつもこんなに面白いの??? いつもと趣向が違い、探偵ホーソーンが関わった過去の事件を時系列に沿ってホロヴィッツが小説に仕立てて行く。 作中作品と現実世界が交互に展開される構成は同著者の『カササギ殺人事件』を思い出させる。 事件の推理の面白さだけじゃなくて、入れ子構造である構成の妙と、ホーソーンの謎を追うホロヴィッツと、筆者と同名の語り手(書き手?)によって、さも現実の作者が体験したことのように思わせられることとで、面白さにブーストがかかってるように思う。 全10作とのことなので折り返し地点。 次巻も楽しみ!!
- 偏愛です@henaidesu2025年3月8日読み始めたいやもうすごい!おもしろいし構成がうますぎていつも上質な推理劇をありがとうございます…🙏感謝してもしきれない。今回は過去と現在、三人称と一人称の視点を交互に入れることで、登場人物たちのギャップが出てさらに謎が深まっていく…。特に被害者夫人にホロヴィッツが会いにいってからがおもしろかった!三人称視点で語られてたことが途端に信憑性がなくなり崩れ落ちるような。 最初のシーンをまた読み返せばホロヴィッツの筆の巧みさにまた唸る。