女王蜂 金田一耕助ファイル9
15件の記録
いちのべ@ichinobe32026年4月12日読み終わった「女王蜂」になぞらえられる類稀な美女、彼女をめぐる男たちが次々と殺され、十九年前に島で起こった事件も暗い影を落とす……が、主な舞台は東京だからか、閉鎖的な村や封建的な家制度などの重苦しさはなく、からりとした読み心地で、爽やかな読後感だった。とはいえホワイダニットはやっぱり悍ましく、横溝正史の味もたっぷりするのが嬉しい。 智子の美しさも様々な描写が多く楽しかったが、横溝正史による男の裸体描写が珍しく、また気合が入ってて面白かった。 > 金田一耕助も兵隊にとられたくらいだから、多くの男の裸体をみてきた。しかし、これほど見事な肉体に、お眼にかかったのははじめてである。それはまるで、ギリシアの彫刻のように均斉がとれていた。ひろい肩、あつい胸、筋肉の隆々と盛りあがったたくましい腕、きりりとひき締まった腰、臀部から股へかけて、男性の誇りと若さに溢れていた。肌がまた素晴らしく、入浴のためにほんのりと上気した小麦色の皮膚は、香油をぬりこめたように、つやつやと精気にあふれている。背は五尺八寸というところであろう。(p51) そして2006年のドラマ版は、智子役が栗山千明と知る。そりゃめちゃくちゃ良いな……
中野@nowoyuku2024年7月24日読み終わったヨコセイのなかでは、かなり好き寄りに入る。ミステリーとしてもそうだが、智子を渦巻く人間模様の描かれ方がいい。 度々暗躍する「元宮さま」の存在や智子に対する「女王」という形容について多くの読者は「もしや…」と期待と疑念を抱きながら物語を読み進めていくのではないかと思う。そしてラストにその「もしや」は決して的外れでないことを知る。 もし、この物語が「今」書かれていたら、智子はあの後、1人で生きていくことを選ぶような気がする。
長月📚@nagaaa_091900年1月1日読み終わった金田一耕助シリーズの原作をちゃんと読みたいと思い手に取りました。ドラマ版を見ただけの人間が楽しめるか不安でしたが、結論、面白すぎた。 私の中の金田一耕助は稲垣吾郎なので、脳内でのイメージも五郎ちゃん。多門連太郎はミッチー。栗山千明も可愛かった。 このまま金田一耕助シリーズを全て読みたい。次は悪魔の手毬唄かなー。














