とわの庭
50件の記録
水波@umi_242026年2月18日読み終わったつい最近買った本です。読み終わりました。 凄く感動し、生きていることの素晴らしさを、今まで読んできたものの種類とはまた違う新しい形で感じ取れた気がします。下は、読む人によってはネタバレになってしまうかもしれないので気をつけてほしいです。 " まぶたを閉じると、屋根裏部屋の窓から空を見上げる、幼い日の自分の横顔が見えた。髪の毛を風になびかせながら、その子は一心に青空を見上げている。あなたにも、こんなに幸せな日が訪れるのだと教えたら、果たしてあの子はそれを信じるだろうか。 " 私は読んでいる最中に出てきたこの文で思わずため息が出てしまいました。すごく刺さったんです。 辛くどうしようもなかった過去の自分を 「あの子」や「その子」と示し、 今はもう辛くない現在の自分が、過去の「あの子」に現状を伝えて、果たしてそれを信じるかどうか。 そうやって現在と過去を綺麗に示す、たった3文の短く、儚いこの文に、私は心を掴まれました。 そして決してその文だけではなく、この物語全てが素敵でした。 普段は、辛い話が示されていると読むのを中断したくなったり、してしまうことがあるのですが、この本は、どんなに辛い現状が書かれていても、読むのをやめたいなんて思うことはありませんでした。 綺麗に包まれている、そう思います。 徐々に主人公が救われていく、光に包まれていく、主人公が光になっていく、そんな展開が、とても面白かったです。 目が見えないからこそ知れる世界の美しさ、愛おしさ。嗅覚で世界の好きな部分を見つけていく主人公の姿に心打たれました。 買ってよかった。読んでよかった。 心底そう思います。 皆さんも是非機会があれば、読んで見てほしいです。



吹@ojamimi2026年1月29日読み終わったわたしにとって、人の存在というのは花束のようなものになった。人には、それぞれの匂いがあるけれど、みんな違う。それは、いろんな花が集まってひとつにまとめられた花束のようなもので、強い華やかな香りを出す人もいれば、ちょっとしおれたような、けれど不快ではない複雑な匂いを放つ人もいる。ひとりの人の匂いでも、そこにはいくつもの匂いが紛れていて、それがひとつに合わさって、その人独自の花束になる。 多くの人は、目が見えないことを不便だと感じるのかもしれない。けれど、わたしにはこれが当たり前なのだ。確かに、目が見えていたら嫌なことや怖いことに遭遇する確率は減るだろう。でも、見えたら見えたで、嫌なことや怖いことがなくなるとは限らない。いや、見えるからこそ、嫌なことや怖いことが増えることだってありえるのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 途中までうんと苦しかったけれど、読めてよかった。 とわが閉ざされた部屋から いっぽ、にほ、踏み出したから出会えた世界や、知れたこと。世界に怖がりすぎず、おっかなびっくりでいいから、1歩目を踏み出してみよう。 とわのお庭もそうだし、マリさんのピアノの音色や、写真館のおじさん。自分と繋がる要素が多かったのも、感情移入しやすい理由だった気がするな。


𝘴𝘩@____livre9232026年1月26日読み終わったお借りした本の扉を開く時、母さんはいつも、目を閉じて、とわたしに言った。(p75) 「娘に、自分の顔を見られたくなかったから」(p145) あなたにも、こんなに幸せな日が訪れるのだと教えたら、果たしてあの子はそれを信じるだろうか。(p223) . 思った以上に残酷だった。五感の一部が欠けた子どもが独りぼっちでいることは絶望以外の何ものでもない。報われて救われて幸せになってほしいと、願う。 ただ、似たような境遇の子が五万といるんだろうな、私が知らないだけで。
- Tenko@0403-anton2025年11月9日読み終わったTさんから頂いて 忘れてた小説、読み出したら止まらなくて二日で読めた。 知らない植物 知らない香りを確かめたくなった。 母がくれた愛の記憶だけを抱きしめていけるような気がする優しい物語。

f u u -@kumapopo2025年6月13日読み終わった感想⠀ ⠀ 知らない世界に 飛び込むって 怖いよね . そんな中 主人公さんは 色んなことに チャレンジしていく 姿に 背中 押されました ⟡˖· 盲導犬と 少しでも 長く 一緒に 過ごせますように 𓂃𓏸𓐍 ⠀ ⠀





𝘪𝘳𝘰@_ippaieating2025年4月16日読み終わった目を背けたくなるような描写に、思わず途中で本を閉じてしまった。 それでも、とわはどんな時でも強く、前向きに生きていて、とわの生きる世界はキラキラ輝いている。 人は情報の8割を視覚から得ているらしいけど、ただ見ているだけで、本当は多くの素敵なものを見逃しているんじゃないかと思う。 今日はいつもより少し耳を澄ませて、空気をいっぱいに吸い込んでみよう。


みくら@mikura7272025年4月5日読み終わった盲目の少女・とわが辿る壮絶な半生。はたからみれば虐待、残酷、あまりにも酷い幼少期。それでも彼女にとって母は太陽で、その人生の根幹に根ざす愛を教えてくれた存在だった。 一行一行読み進めるのが辛い。なのに、とわは前を向く。己の人生を、新しい仲間たちと一緒に歩んでいく。どんな人生だって、続けていくことに意味があるのだと、背中を押してくれるような小説。 わたしの人生に少しずつ、宝石のような時間が増えていく。今、私を取り囲んでいるのは、圧倒的なまぶしさの美しい光だ。手を伸ばせば、そこに光を感じる。助けて、と声をあげれば、手を差し伸べてくれる人が確かに存在する。わたしは、守られている。いつだって、光そのものに抱きしめられている。
猫@mao10122025年3月7日かつて読んだ想像以上に、とわの孤独の期間がつらくて、とわには幸せになってほしいと思ったけれど、盲導犬ジョイとの出会いや周りとの繋がりのおかげで、最後は満ち足りた読後感。 目が見えない代わりに、音や匂いで世界を感じ、言葉を紡ぐとわの美しさといったら。 『目に見えるものだけが光でないことを知った。たとえ目は見えなくても、だからといってわたしの人生に光がないわけでは決してない。光は、自分自身でも作れる。』













































