Ｊホラーが怖いのは自分にも起こるかも…と想像しやすいからかもしれないので、翻訳物を読んでみた。ホラー耐性はないのにホラー読みたい欲はあるから困る。 【怪奇小説集】だからか直接的な怖さはあまり感じなかった。表題作より、精神をむしばまれていく系の「ミス・アヴェナル」「ミス・コーリニアス」が、原因が人なのかそうじゃないのか明確にはわからない感じも含めていやーな怖さだったな。でも全体的に大丈夫な範囲の怖さです。

お…オモシロい❣️ 「炎暑」「ミス・アヴェナル」とこの2篇だけでもう既に捕まれた🖐️ 短篇は読んだ端から忘れていくことが多いのだが、ぐさりぐさりと正確に、記憶に打ち込まれていく感。 世にも奇妙な物語を好きな人には打ってつけの一冊🕶️

表題作がいちばん好き。 20世紀初頭のイギリス物。児童書含め、19世紀からこの辺りのイギリス文学が好き。 「炎暑」は、岩波少年文庫『八月の暑さの中で』にてすでに出会っていた。

作者がクエーカー教徒ということを念頭に置いて読んでみるとまた別の面白さが生まれてくる。

8日（土）の読書会に向けて再読。