細雪(下巻)改版

細雪(下巻)改版
細雪(下巻)改版
谷崎潤一郎
新潮社
2011年3月1日
16件の記録
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年11月17日
    オーディブルで聴き終わった。 なんか妙子だけ随分物理的にも精神的にも痛めつけられる展開が多いなあと思っていたけど、下巻もまたひどい展開で…。 妙子が死産したのが美しい女児というところが美しい四姉妹の運命を示唆するようで辛かった。 良いところに嫁ぐことが決まった雪子は妙子と対照的ではあるけれど、本人に浮かれた気持ちはないし精神的なものかずっとお腹壊してるし、なにより個人的には橋寺に対する貞之助の人物評(こういうタイプは外面はいいが妻を大事にしない人物が多い、みたいな)も気になる。 貞之助は妙子の本質にも気付いていたらしい観察眼の持ち主だからね…。 すでに日中戦争は始まっているけれど、ここから太平洋戦争が始まって彼女たちがどういう運命を辿るのかというのも含め、明るい展望は抱けないラストだった…。 とても面白かったんだけどね…。 内容ももちろんよかったのだけど、斉藤範子さんの朗読が本当に素晴らしかった。 この『細雪』にぴったりの声優さんだったと思う。 とても心地よく『細雪』の世界に誘ってもらえた。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年11月12日
    妙子、いつかそんなことになるんじゃないかと思っていたけどねえ。 それによる周囲への影響より、本人がわかった上で酒飲むのはどうなのよと瞬間的に思ってしまったけど、時代的にまだ危険性が問題になっていないのか。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年11月11日
    妙子…! 思ったより不良じゃないの…。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年11月11日
    下巻に入って雪子の見合い話が久しぶりに持ち上がって、仲人たちが強引めなのもあり幸子や貞之助ももう旧来のやり方をかなぐり捨ててなんとかうまく事を運ぼうとしているのに、当の雪子だけが“当世風”のスピード感に取り残されて失態を犯してしまうの不憫…。 一方で時代の先を行くような妙子は本家から勘当されて、赤痢にかかっても「好き勝手やってきたからバチが当たった」みたいに鶴子に言われてるし…。 うまくいかないねえ。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年11月6日
  • hikage
    @hka
    2025年9月27日
  • 💡
    @19970419sH
    2025年8月25日
  • 涼元風花
    涼元風花
    @suzu_fuuka
    2025年4月30日
    4月中に読み終えた!先が気になって気になって二日で読んでしまった。すごく面白かった。
  • 涼元風花
    涼元風花
    @suzu_fuuka
    2025年4月28日
    ついに下巻に突入!
  • 去年の後半はずーーと細雪上中下。 朝の連ドラを見ているように、毎日毎日少しずつ読んだ。それはそれは面白く、四姉妹の話だから少し共感する部分もあったりだった。優雅で綺麗な言葉が連なっていた。想像した雪子ちゃんは美しくて強い。妙子ちゃんはとんでもなく破天荒だけど、けっこう好き。戦時中とは思えない優雅な生活。それに、出てくるお店は、実在しているところもあり今も続いてる。 読んだ事がある人達から歳を取ってから読むのも良いのよ。とか何度も何度も読んだとか、皆から感想をめちゃくちゃ聞いた。多くの人の記憶に残り、影響も与えたんだろうなぁ。私もその多くの人の中に仲間入りした。
  • 細雪(下巻)改版
  • 駄駄野
    駄駄野
    @enmr310
    2024年7月4日
    戦争の影が濃く見え始めた当巻。最後の年が1941年だとして、4年後に神戸近辺は大規模な空襲に見舞われるのだと思うと何とも切ない気持ちになる。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved