バター醤油ご飯が食べたい

ちょっとした偶然が、知らず知らずのうちに誰かの小さな奇跡になっていくお話。展開の突拍子のなさと会話の軽妙さで読む手が軽かった。

エッセイでの日常が物語に翻るような言葉選びを小説でも存分に味わえてとてもよかった。

はじめての茨木のり子さんの詩集。 どの言葉にも体温があって、別れの寂しさや旦那さんと重ねた歳月へ向ける愛おしさが伝わってきた。

あったかくてよい漫画...

「おわかれ致します。」から始まる別れの独白。 ひらがなを多く馴染ませた文章で、語りと呼びかけをないまぜにして紡がれる心のうちに呼気を感じた。 しまざきジョゼさんのイラストも、人物のさびしさが情景に映えていて素敵だった...

絵とお話がしみじみ好きな漫画 商人とタマゴの読み切りもとてもよかった