生きがいについて

16件の記録
- ナベリコブタ@naberikobuta2025年7月4日読み終わった★★★☆☆ 選書してもらわなければ一生読まなかっただろう一冊。 ハンセン病の知識がないまま読み進めたが、なかなか壮絶。 著者自身が触れているけど、なかなかのボリューム。みすずらしい読書体力がいる作品。 装丁がとても綺麗。これもみすずらしい感じ。
- GRASSLAND@grassland_books2025年7月1日読み終わったまた読みたい読書メモいつ読んだのか、もう思い出せない。 けれど、僕の中に深く残っている本。 久しぶりに手に取ると、頁のあちこちに付箋が貼られていた。 あの頃の僕は、この本にすがるように読んでいたと思う。 この本は、人としての道やあるべき姿について教えてくれた大切な一冊だ。
- つばめ@swallow32025年6月15日読み終わった"人間はみな自分の生きていることに意味や価値を感じたい欲求があるのだ。" "どうせ自分なんかもうだめだ、と自分をみかぎり … 耐え難い苦痛をたち切るため、まぎらわすため、「短絡反応」に出るわけである。" "未来に何も期待できないと感じるひとは、すべては過去によって決定されると思いこみ、ただ過去のみを見つめ、過去の思い出に没入する。" "信仰、俳句、自然、これらのものは決して私たちを見捨てない。 … 何かいままで気づかずにいた新しい世界が、獄外の人たちの接しえない世界が、ここにあったこと、これを私は大きく評価し、大事にしたいと思います。"
- 読書猫@YYG_32025年1月1日読み終わった(本文抜粋) “社会的にどんなに立派にやっているひとでも、自己に対してあわせる顔のないひとは次第に自己と対面することを避けるようになる。心の日記もつけられなくなる。ひとりで静かにしていることも耐えられなくなる。たとえ心の深いところでうめき声がしても、それに耳をかすのは苦しいから、生活をますます忙しくして、これをきかぬふりをするようになる。サルトルはこれをmauvaise foiと呼んでこまかく分析したが、この自己に対するごまかしこそ生きがい感を何よりも損なうものである。”